餃子のタレを美味しく作るコツをフードマニア編集部が徹底解説!アレンジタレもご紹介
餃子に欠かせないタレですが、どの割合の酢醤油が最も餃子を美味しく食べられるのでしょうか?また、酢醤油以外のタレはどんなものがあるのでしょうか?
ここでは中華料理に関する本を出版しているフードマニア編集部が、餃子のタレに関するさまざまな疑問を専門家に聞いてきました!
餃子のタレは醤油7:酢3が定番
数々の専門店に話を聞いたところ、醤油が7、お酢が3の割合で作ったタレが1番オススメとのこと。しかし、餃子の大きさによってお酢の分量を調整するのがさらに良いとしています。
たとえば、大きい餃子は一般的に皮も厚いため、より軽めにしたタレの方が餃子に合います。そのため、醤油6:お酢4で食べるのが最適。一口餃子などの小さめの餃子の場合はさらにお酢の割合を増やし、5:5で食べるとさっぱりした味わいになりますよ。
酢醤油以外の餃子のタレをご紹介!メキシカン風や韓国風など種類はさまざま
定番の餃子のタレと言えば、なんといっても酢醤油や、それにラー油を混ぜ合わせたものではないでしょうか。人気のタレもいいですが、たまには気分を変えてほかの香辛料や酢醤油以外のタレを使ってみるのもおすすめ!
たとえば、チリソースや辛めのトマトソースで食べる餃子はメキシカンな味に。ご飯だけじゃなく、さらにビールやハイボールが進む味わいに大変身しますよ!辛い物が好きな方には、韓国風にコチュジャンとお酢、米味噌を加えたコチュジャン酢味噌もピッタリ。ピリリとした辛みと米味噌のマイルドな甘み、お酢の酸味が程よく溶け合います。
お酒に合う組み合わせでいうと、にんにくと味噌で作られたニンニク味噌タレもおすすめ。濃厚な味噌の味わいとにんにくの風味が混ざり合い、おつまみにはもってこいなんです!兵庫県神戸市などでは特に人気の高い餃子タレですよ。
また、和風で食べたい方には、ゆず胡椒のみの餃子もピッタリ。濃厚な味付けの餃子でも、さっぱりとした後味でドンドン食べられます。ちなみに、福岡県博多市などではゆず胡椒に酢醤油を合わせてあっさりした味わいを楽しむのが定番です。
さらに、酢をレモン汁に置き換えたレモン醤油も、すっきりとした酸味が餃子に合うとしてひそかにブームを巻き起こしている様子。焼き餃子はもちろんのこと、水餃子などの冷たい餃子とも相性がいいため、気温が高い時期にもぴったりのタレです。
餃子のタレは醤油7:お酢3が黄金比!酢醤油以外のタレとの相性も抜群
専門店の方によると、餃子のタレのベストな割合は、醤油7割、お酢3割。ですが、大きい餃子はお酢4割、一口餃子はお酢5割の方がより美味しく食べられるとされています。さらに、酢醤油だけではなく、チリソースやレモン醤油、柚子醤油なども餃子のタレにぴったり!いろいろなタレで食べ比べてみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです
※「「食」の雑学達人になる本」に掲載した内容を再編集しています
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