チャーシューに使う豚肉の部位はどう違うの?一覧にしてご紹介

ラーメンのお供的な存在であるチャーシューに使用されるのはおもに豚肉。さまざまな部位で作りますが、それぞれに特徴があります。

ここではラーメンに関する本を多く出版してきたラーメンマニア編集部がチャーシューの部位を解説していきます。ラーメンに詳しくなりたい人におすすめ!

1、バラ肉

画像素材:写真AC

バラ肉はロース(背肉)を取り除いた胴部の腹側の肉で、脂肪が多く、赤身と脂肪が交互に3層になっているため三枚肉とも呼ばれます。肉のきめはやや粗いですが、チャーシューとしては濃厚な味と脂肪の旨味が調和しています。

2、モモ肉

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モモ肉は「ウチモモ」と「シンタマ」と呼ばれる2つの部位で成り立っていますが、「モモ」と総称されます。赤身が多くて脂肪が少ないということもあり、チャーシューとしてはきめが細かく、食感が柔らかくなるのが特徴。

3、肩ロース

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肩のうちに存在するロース部分で、豚肉には珍しいサシ(脂肪交雑)が見られます。チャーシューとして使用するとロースよりもコクのある濃厚な味になるのが特徴。

4、ヒレ肉

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ヒレ肉は豚1頭から取れる量が少なく、一番高価な上級部位です。豚肉の中でも肉質は最もきめが細かく、チャーシューにすると柔らかくなり、クセがありません。脂肪が少なくあっさりとした味わいで低カロリー。

チャーシューは豚肉の部位によって味わいが違う!

いかがだったでしょうか?普段何気なく食べているチャーシューも実はお店によってさまざまな部位が使用されているのです。チャーシューに焦点を当てるとよりラーメンがより深くなるハズ。

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※MOOK「人気ラーメン店を開業するための本」に掲載した内容を再編集しています