杏仁豆腐とはどんなもの?作り方をご紹介!お菓子マニア編集部がわかりやすく解説
中華料理の定番デザートと言えば「杏仁豆腐」。そんな杏仁豆腐とはどんな材料でできているかご存じですか?杏仁豆腐の「杏仁」とは杏(あんず)の種の中の白い核のことで、この杏仁の種を割り、すりつぶして寒天などで固めて甘味を混ぜて作るデザートのことなんですよ。
この記事では杏仁豆腐の特徴や作り方について、お菓子マニア編集部がわかりやすく解説していきます。
そもそも杏仁豆腐とは?
杏仁豆腐に欠かせないのは、「杏仁」という食材。これは杏(あんず)の種のことで、この種を粉末状にすりつぶして、砂糖やコーンスターチを加えた加工品が「杏仁霜(きょうにんそう)」なんです。こちらに牛乳やゼラチンなどを加えて溶かし、容器に流し込んで冷やしたら杏仁豆腐の出来上がりです。
ちなみに、杏仁の独特の香りはアーモンドと似ているため、アーモンドエッセンスなどで煮た香りをつけて食べられることもあるんですって。
杏仁は薬膳料理の一種!
杏の種の中にある白い核の「杏仁」は「きょうにん」と読み、のどや肺、腸を潤す働きがあるとされる漢方です。咳止めや喘息、便秘にも効果があるんですって。苦い杏仁を美味しく取り入れるために、杏仁霜を作ったりジュースやクッキーにして食べやすくしていたんですね。
杏仁豆腐の作り方は?
杏仁豆腐の材料は牛乳、生クリーム、砂糖、杏仁霜、ゼラチン、水。トッピングにクコの実を乗せます。
まずボウルに冷水を入れ、ゼラチンを振り入れてふやかします。また、クコの実も別のボウルでふやかします。
鍋に水、砂糖、杏仁霜を入れて熱し、混ぜながら中火で3分ほど煮ていきます。一度火を止めて、牛乳を二分の一の量を加えて混ぜます。次にふやかしたゼラチンを加えて混ぜ、溶かしていきます。残りの牛乳、生クリームを加えて混ぜます。
器に流し入れ、冷蔵庫に入れて2時間ほど冷やします。最後にクコの実を乗せれば完成です。
杏仁豆腐とは、杏仁霜に牛乳などを加えて冷やし固めた中華デザートのこと!
杏仁豆腐とは、杏の種を粉末状にすりつぶして砂糖やコーンスターチを加えた杏仁霜を、牛乳などを加えて冷やして固めるデザートのこと。中華料理店で食べられるほか、おうちでも作ることができるので、ぜひ食べてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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