酸辣湯(サンラータン)はどんな料理?スーラータンとの違いは?フードマニア編集部がわかりやすく解説!
中国料理のサンラータンという料理名を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。サンラータンは中国料理のスープで「酸辣湯」と書きます。
そのサンラータンについて、そして、「スーラータン」との違いについてラーメンマニアがおいしくてためになる解説をします。
酸辣湯とは、どんな料理?

酸辣湯とは、中国の四川料理・湖南料理のスープのひとつです。酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味と香味を利かせたスープです。「酸」は酢のすっぱさ、「辣」は唐辛子や胡椒の辛さ、「湯」はスープの意味です。

具材は、豆腐、鶏肉、シイタケ、キクラゲ、タケノコ、長ネギ、トマトなどで中国の、四川省や湖南省では夏だけでなく一年中食べられているんですって。麺を入れると、サンラータンメン(酸辣湯麺)になります。

四川省の料理は辛い料理で有名ですが、湖南省も辛い料理が多いのです。「四川の人は辛い料理がこわくない。湖南の人は辛くない料理がこわい」と言われ、湖南省のほうが激辛度が高いのだとか。
サンラータンとスーラータンの違いは、何?

サンラータンと似た言葉で、スーラータンという言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか。違いは、何なのでしょう。実は、サンラータンもスーラータンも、「酸辣湯」なのです。
「酸辣湯」の中国語の発音では、「スワァンラータン」となります。この「スワァン」のところを「ス―」とカタカナ表記するか、「サン」と表記するかの違いなのです。
コンビニには、カップ麺の酸辣湯麺が売られていますが、メーカーによってサンラータンメンかスーラータンメンかは、いろいろです。見かけたらチェックしてみてくださいね。
酸辣湯麺は、袋入りインスタント麺でアレンジ可能!

袋入りのインスタントラーメンを使って、酸辣湯麺にアレンジして食べることもできます。用意するのは、醤油味の袋入りインスタントラーメン。
まず麺を茹でます。別の鍋で分量の湯を沸かし、好みの野菜、肉を煮て、付属のスープを入れると同時に酢、そして豆板醤かラー油を好みの量加えます。具材が煮えたら水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を流し込んで仕上げ、茹でた麺と合わせて完成です。
サンラータンは、すっぱくて辛い中国料理のスープのこと!

サンラータン(酸辣湯)は、「酸」は酢のすっぱさ、「辣」は唐辛子や胡椒の辛さ、「湯」はスープの意味の中国料理のスープで、麺が入るとサンラータンメン(酸辣湯麺)に。
夏にぴったりの味で、カップ麺でもいろいろ出ているので、楽しんでみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。
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