パッパルデッレとはどんなパスタ?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説

パッパルデッレという幅広のパスタをご存知でしょうか。幅広パスタと言うと、今や日本でも定番のタリアテッレを思い浮かべる人が多いと思いますが、パッパルデッレの幅はなんとそれ以上!

この記事ではボ~ノ・イタリア~ノが気になるパッパルデッレの特徴や魅力について解説していきます。

そもそもパッパルデッレとは?

写真撮影:Cucina Italiane Ristorante CASTELLO

パッパルデッレとはイタリア・トスカーナ州でよく食べられる幅広の平打ちパスタのこと。1~3cmほどの幅があり、帯やリボンを彷彿とさせるような見た目が特徴的です。「豪快に食べる」という語源の通り、食べ応えのあるパスタで、生麵が使われることが多いです。

ちなみに同じく幅広の平打ちパスタとして有名なタリアテッレは幅8mmほど。パッパルデッレのほうがさらに大きく、ものによっては倍以上の太さになることもあります。

よく合うソースは?

写真撮影: Vino Hirata

幅広で存在感のあるパスタに負けないように、ソースは濃いめのものを選ぶのがオススメ。特にラグーソースやクリーム系のソースとの相性が良く、幅広の麺によく絡みます。

また厚さ1mmほどのパッパルデッレは茹で時間が短いのが特徴。生麵で売られていることが多いので、大体2~3分で茹で上がります。表面積が広いため、茹でる時には麵同士がくっつかないように時折かき混ぜてあげると良いでしょう。

パッパルデッレとは幅広のロングパスタのこと!

写真撮影:Cucina Italiane Ristorante CASTELLO

パッパルデッレとはタリアテッレよりも幅広のロングパスタのこと。食べ応えもあるパスタなので男性にもピッタリのパスタの一つです。日本ではタリアテッレに比べるとあまり見かけないタイプのパスタではありますが、もしレストランで見かけたらぜひ頼んでみてくださいね。

※「新版生パスタの技術」に掲載した内容を再編集しています。