アラビアータとはどんなもの?名前の由来は?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説!

パスタの定番ソースの一つ「アラビアータ」。何気なく食べている人も多いと思いますが、実はアラビアータとは「アラビア風」のパスタではないとご存知でしたか?

この記事ではボ~ノ・イタリア~ノが、アラビアータの特徴や名前の由来について解説していきます。

そもそもアラビアータとは?

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アラビアータとは、トマトベースのピリリと辛いパスタのこと。一見アマトリチャーナのようにも見えますが、唐辛子を使用しているのが特徴です。
作り方は非常にシンプルで、オリーブオイルでニンニクや唐辛子を炒めたあと、トマトを加えて塩こしょうで味を調えるだけ。ペンネやスパゲッティに絡めて食べることが多いですよ。本場では辛味を楽しむためにそのまま食べるのが主流のようですが、もし辛さが気になるようでしたら、上からチーズをたっぷりかけるのもおすすめです。

また、ピリッと辛いアラビアータには、同じく辛口の白ワインか、スパークリングワインがぴったり。ぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。

名前の由来は?

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「アラビアータ」という名前から、「アラビア風のパスタでしょ?」と思われがちですが、実は地名のアラビアとは全く関係がないんです!
「アラビアータ」とはイタリア語で「怒りんぼ風の」という意味を持つ言葉。食べた時にソースの辛さで、顔が怒った時のように赤くなることから、この名前がつけられたと言われています。

実際にアラブ地域に行っても「アラビアータ」という料理は存在しないので、気をつけましょう!

アラビアータと地名のアラビアは関係ない!

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アラビアータとは唐辛子を使ったトマトベースの辛口パスタのこと。アラビア風のパスタと誤解していた人も多いかもしれませんが、実はイタリア語が元になった全く別の言葉なんです。ピリッとした辛さがクセになるので、辛いものが好きな方はぜひ食べてみてくださいね。

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