ポモドーロとはどんなもの？ボロネーゼとの違いは？ボ～ノ・イタリア～ノがわかりやすく解説！

パスタの定番として誰もが一度は聞いたことがあるであろう「ポモドーロ」。なんとなくトマトを使ったソースということは分かっていても、ボロネーゼや他のトマトベースのパスタとの違いをご存知でしょうか。

この記事ではボ～ノ・イタリア～ノがポモドーロの特徴や、ボロネーゼとの違いについて解説していきます。

そもそもポモドーロとは？

ポモドーロとはトマトやバジルなどで作られた、トマトベースのパスタのこと。パスタソースの中ではもっともシンプルで誤魔化しの利かないものだと言われていて、トマトをたっぷりと使っているのが特徴。とりわけ細めのパスタやペンネとの相性が良く、さっぱりと食べられる料理です。

また、ポモドーロは他のトマト系パスタのベースとなるソースでもあり、唐辛子を加えれば「アラビアータ」、パンチェッタやチーズを加えれば「アマトリチャーナ」といった具合に、合わせる具材によって全く違った名前に変化します。

ボロネーゼとの違いは？

そもそもボロネーゼとは、イタリア北部の都市「ボローニャ」の名前を冠したパスタソースのこと。たっぷりの挽き肉を玉ねぎやトマト、ワインなどと煮込んで作る料理で、本来はパスタに絡めずそのまま食べられていたようです。現在は逆輸入されて、ボロネーゼのパスタがイタリア国内でも見られるようになり、タリアテッレなどの平たいパスタに合わせられています。

名前の響きが似ている「ポモドーロ」と「ボロネーゼ」ですが、ポモドーロは「シンプルなトマトソース」、ボロネーゼは「トマトとひき肉を使ったソース」という違いがあるので覚えておきましょう。

ポモドーロとはシンプルなトマトソースのこと！