牛肉の部位は何種類?焼肉で使われる部位25種類をまとめてご紹介

カルビやロースなど、焼肉には牛肉のさまざまな部位が使われていますが、どれくらい種類があるのでしょうか?

ここでは焼肉に関する本を多く出版してきた焼肉マニア編集部が焼肉で使用される牛肉の部位25種類をまとめて解説。焼肉に詳しくなりたい人におすすめ!

バラ系

画像素材:写真AC

カルビ
脂の甘みやジューシーさが魅力のカルビは、バラ系の部位が使われることが多いです。中でもトモバラを使う店が多い傾向。店によっては、トモバラが「ナカバラ」、「ソトバラ」に分かれたブロック肉を仕入れてカルビを商品化しています。

カタ、ロイン、モモ系

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ロース(肩ロース、リブロース)
焼肉メニューの「ロース」には、肩ロースやリブロースが使われています。上質な和牛の肩ロースやリブロースを使ったロースは、きれいにサシが入っているものが多い傾向に。

また、焼肉メニューの「ロース」には、モモ系の部位も使われてきたという歴史があります。

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ロイン
英語で「腰肉」を意味する「Loin」(ロイン)。ヒレ、サーロイン、リブロースなどが「ロイン」と呼ばれます。ロイン系の部位は、高級ステーキなどにも使われる部位として有名。特にサーロインは脂肪が適度に入った部位で、おいしさは格別です!

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■モモ
モモ系から分割される部位も最近の赤身人気により認知度が高まっています。赤身の味わいとジューシーさは、脂のサシに慣れてしまったお客には新鮮。特に適度なサシが入って濃厚な旨味がのあるイチボは焼肉の人気メニューです。

タン系

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タン
焼肉メニューのタン塩は不動の人気を誇っているのが「タン」。タンは牛1頭からわずかしか取れない希少部位。1頭につき1.5~2kg前後。

牛タンは、根本側から「タンモト」「タンナカ」「タンサキ」と呼ばれます。最もやわらかく上質なのがタンモトとされ、タンサキは肉質が硬め。

内臓系

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ホルモン
一般的に腸の部分を指します。現在のホルモンは臭みを感じさせない大腸(テッチャンなどの呼び名がある)や、小腸(コプチャンなどの呼び名がある)の焼肉が広く提供されるようになっています。

ミノ
牛の1番目の胃のことで、サクッとした食感が特徴。

ハチノス
牛の2番目の胃のことで、蜂の巣に似ていることから名前が付けられました。見た目がかなり独特。通好みの独特の食感です。

センマイ
牛の3番目の胃のことで、千枚のヒダがあるように見えるので命名されました。脂の旨味はありませんが、独特のコクがあります。

ギアラ
牛の4番目の胃のことで、脂の旨味を堪能できることで有名。

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ハラミ
食べごたえがあって人気のメニューであるハラミも実は臓器系に属します。哺乳類の呼吸に関わる大事な筋肉が「横隔膜」。牛肉のハラミは、この横隔膜のこと。サシが入っていて肉質はやわらかく、ハラミならではの濃厚な味わいを楽しむことができます。

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レバー
牛の肝臓は、レバーの商品名で、昔から焼肉メニューとして多くの店で提供されてきた部位。レバーはその見た目からも想像できるように鉄分が豊富な部位。ビタミンAも豊富で、その数値は他の部位とは比較にならないほど高いのです。

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ハツ
牛の心臓は、ハツの商品名で、昔から焼肉メニューとして多くの店で提供されてきた部位。ハツは食感に特徴があり、サクサクとした歯ごたえを楽しめます。ハツは心臓からつながる大動脈も「コリコリ」などの商品名で提供されていて、この部位はその名の通り、コリコリとした食感が楽しめます。

その他の牛肉の部位

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こちらは焼肉メニューの中には、あまり一般的ではない部位。味にクセがあったり、硬くて食べづらい部位もあったりします。しかし、他の部位にはない個性的な味わいが楽しめることも。

■ホホ
牛の頬肉。「ツラミ」とも呼ばれることも。歯ごたえのある食感やジューシーさが魅力。

■アギ
顎の肉。ホホよりも歯ごたえがあります。

■テール
牛の尻尾。骨付きで提供する場合が多い。

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■マメ
腎臓。その名の通り、マメのような形状をしているのが特徴。

■チレ
脾臓(ひぞう)。提供する店が少ない珍しい内臓肉。

■フワ
肺。これも提供する店が少ない内臓肉。「プップギ」と呼ばれることも。

■チチカブ
乳房。焼肉ではかなり珍しい部位。

■コブクロ
子宮。ただし焼肉には、豚の子宮が使われることが多い。

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■ウルテ
気管の軟骨で、コリコリとした触感が特徴。細かく切り込みを入れて提供されることが多い。

■シビレ
牛の胸腺などが、この名で提供されます。

■リードボー
仔牛の胸腺がリードボーとして提供されます。

■アキレス
アキレス腱。煮込みにすることが多いのですが、焼肉メニューとして提供する店も。

牛肉の種類はこんなにある!いろいろな部位を試してみよう

焼肉店ではカルビやロースなど、定番の部位が人気ではありますが、お客にとっては、馴じみがない部位を注文するのはちょっと勇気が入りますね。注文するには、何かきっかけが欲しいところ。メニュー表の説明書きを読んでみるのもいいですし、店員にお願いすれば、いろいろと教えてくれるのでぜひトライしてみてくださいね。

※画像はイメージです
※「焼肉メニュー事典」に掲載した内容を再編集しています