チャバタとはどんなもの?美味しい食べ方は?フォカッチャとの違いは?こんがりショパンがわかりやすく解説

皆さんはチャバタというパンをご存知ですか?イタリア発祥の四角い形をしたパンのことで、カロリーが低くヘルシーなことから、最近人気が高まっているんだとか。

今回はチャバタの特徴や作り方について、こんがりショパンがわかりやすく解説していきます。

そもそもチャバタとは?

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チャバタとは、イタリア北部のロンバルディア地方で生まれたパンのこと。バターや牛乳などの乳製品を使っていないため、​ヘルシーなのも特徴です。使う材料は強力粉、イースト、酵母、塩などとシンプル。一説によると、とあるパン屋さんが、パンの仕込みの際に水を加え過ぎてしまったことから生まれたと言われています。でも、そこから生まれたしっとりもちもちした食感が人気を博し、今ではイタリアの代表的なパンの一つになっているんですよ。

「チャバタ」とはイタリア語で「スリッパ」という意味。形がスリッパに似ていることからそう名付けられたんだとか。

チャバタの美味しい食べ方は?

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チャバタはシンプルなパンなので、どんな食事にもよく合います。本場イタリアでは日常的によく食べられているもので、オリーブオイルや塩などで味付けして食べられていますよ。

また、イタリアでは食事全体の塩気が強いので、チャバタは塩分が少なくバランスをとってくれます。そのため、チャバタ単体で食べるよりも、チーズやハムを挟んだりサンドイッチにして食べられることが多いんだとか。パスタソースなどを皿から拭って食べるのも美味しい食べ方の一つですよ。

チャバタとフォカッチャの違いは?

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イタリアのパンではフォカッチャも有名です。チャバタとの違いは何でしょうか。

フォカッチャは、古代ローマ時代にジェノヴァで生まれたパンとされます。イースト、小麦粉、オリーブオイル、塩のみで作るのはチャバタと同じですが、平たく生地をのばして、くぼみをつけて焼くのが特徴。そのくぼみにオリーブやドライトマトを入れることが多いです。

フォカッチャはピザの原型とも言われますが、まだ証明はされていないようです。パン屋でチャバタとフォカッチャを見つけたら、食べ比べるのも楽しいでしょう。

チャバタとはイタリア発祥のシンプルヘルシーなもちもち食感のパンのこと!

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チャバタとは、イタリア北部のロンバルディア地方が発祥の、牛乳やバターを使わないヘルシーでシンプルなパンのこと。しっとりもちもちとした食感が特徴で、塩気が少ないため、どんな料理に合わせても相性バッチリ。今度パン屋さんでチャバタを見かけたら、ぜひ頼んでみてはいかがでしょうか?

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