タラッリとはどんなもの？作り方もご紹介！こんがりショパンがわかりやすく解説

みなさんはタラッリというパンをご存じですか？南イタリア、プーリア州の伝統的なお菓子の一種で、シンプルな塩味が食欲をそそります。そのまま食べれば小腹が空いたときのスナックに、ハムやチーズを乗せればワインやビールのおつまみとして親しまれているんですよ。

この記事ではタラッリの特徴や作り方について、わかりやすく解説していきます。

そもそもタラッリとは？

タラッリとは、丸い輪っかの形をした塩味の堅焼きパンのことで、プーリア州の伝統的なお菓子の1つです。堅焼きのパンというよりも軽い食感のスナックで、イタリア中でおつまみの定番として食べられています。日持ちがよく、持ち運びしやすいことから、イタリアのお土産としても人気が高いんですよ。

シンプルな塩味以外にも、ドライトマトや赤唐辛子風味など、味にもバリエーションがあるんですって。

ナポリのタラッリとは？

実はプーリア州だけでなくナポリでもタラッリが作られていて、こちらはプーリアのタラッリよりも大きく、アーモンドが入っているのが大きな特徴。オリーブオイル、チーズやコショウなど、種類も豊富なんですよ。

タラッリの作り方は？

タラッリの材料はとってもシンプル。強力粉（300ｇ）、塩（大さじ１）、白ワイン（60ml）、オリーブオイル（60ml）、ローズマリー（大さじ１）を用意してくださいね。

①材料をすべてボールに入れ、生地がまとまるまで混ぜましょう。

②生地をスプーン１さじ程度手に取り、台の上で軽く転がして棒状にしたあと、リング状になるようにくるっと丸めます。ここでオーブンの予熱をスタートさせ、180～200℃まで熱してください。

➂リング状に成形した生地を、沸騰したお湯に入れます。浮き上がってきたら、キッチンペーパーの上において水気を軽く取りましょう。

④茹でた生地の水気が切れたら、クッキングシートを敷いた天板の上に並べてオーブンに入れ、約35～40分焼きます。

⑤生地が焦げていないかチェックしつつ、表面に焼き色がついたら完成です。

タラッリとは、南イタリアプーリア州の伝統的な堅焼きパンのこと！

タラッリとは、南イタリアのプーリア州で作られている伝統的な堅焼きパンの一種で、サクッとした軽い食感とシンプルな塩味が美味しいお菓子です。そのままスナックとして食べても、ハムやチーズを乗せておつまみとして食べても楽しめるので、ぜひ作ってみてくださいね。

※画像はイメージです。