ヘルシーなすしを出すお店3選 すしマニア編集部が厳選した本当においしいお店をご紹介！

すしはカロリーが高めではありますが、ヘルシーなすしを出すお店が全国で拡大中です。そこですしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がヘルシーなすしメニューがあるお店を厳選してご紹介。

お店に行くだけでは分からない、徹底取材した編集者ならではの情報もプラス！より深くすしを楽しみたいという人にもおすすめ。

鮨匠 岡部／東京都

健康意識の高まりを受けて、飲食業界で導入が進んでいる低糖質メニューは、すしの業界でも大手のすしチェーンを中心に広まりつつあります。そうした中、東京・白金台にある『鮨匠 岡部』は2018年からすし飯の糖質を抑えた低糖質のすしを提供。

「糖質量を気にせず、すしを楽しんでもらいたい」という店主・岡部嘉一郎氏。店では、粒こんにゃく米「ビューティー米」を混ぜたすし飯と大豆たんぱく質のおからを使った「おから酢飯」で握るすしを提供しています。 なかでも無農薬こんにゃく芋を使用した「ビューティー米」は常連の女性客から紹介され、従来の赤酢のすし飯に1割混ぜてみたところ、「言われないと気づかない」「糖質オフでうれしい」など評判も上々。

川越 幸すし／埼玉県

増えるインバウンド（外国人観光客）や在日外国人の食事への対応として、植物性食品を中心にした食生活を行うベジタリアン向けのメニューやイスラム教徒が食するハラルフードを用意する飲食店が増えていて、その波はすしの業界にも押し寄せています。

明治11年創業の老舗の同店では、「おいしさの奥にある思いを届けたい」 という理念のもとに、たゆまぬ経営努力、メニュー開発を続けています。 その一つが、ヴィーガン向けメニューの提供。「おやさいセット」は「野菜すし」に、副菜の「野菜天ぷら」か「野菜のあんかけ」が選べて、「豆乳坦々うどん」 が付いてきます（2日前までに要予約）。

寿司 割烹 山水／埼玉県

「寿司 割烹 山水」はすし店にとって弱味ともいえる野菜を逆手にとり、県産野菜を使った「埼玉前」野菜すしの提供と普及に力を入れるとともに、「鮨とワインのアカデミー」代表・大江弘明氏が選ぶワインとの野菜すしのペアリングを提案しています。

野菜の繊細な味わいを損なわないよう、軽い味わいのライ トボディタイプからミディアムボディタイプのワインを選び、野菜すしのさらなる楽しみ方を広げています。

野菜すしは左上から時計回りに、エリンギ、シイタケ、山芋、 黄パプリカ、茄子、ブロッコリー、アスパラガス、キクラゲ、 エノキ、赤パプリカ、オクラ、茶エノキ。中央左からズッキーニ、黄ズッキーニの各軍艦巻き。すしダネとなる野菜は、薄甘醤油（醤油、砂糖、昆布出汁を合わせた醤油だし）と昆布出汁で煮付け、薄味に仕立てるのが基本。

ヘルシーなすしを楽しむならココがおすすめ！

全国でヘルシーなすしを出す店は増えていますが、口コミサイトだけでは分からない徹底取材した店だけを厳選して紹介しました。それぞれのお店の自慢のすしメニューを味わってみてくださいね。

※こちらで紹介しているお店のデータは取材時のものです。最新情報は必ずご確認ください。