北陸三県をもっと味わう~石川県のすしグルメ

いよいよ北陸新幹線が、3月16日に金沢-福井間の延伸開通することにともない、人気が高まっている北陸地方。とくに日本海の海の幸を味わうすしの魅力は、いっぱい。すしマニア編集部が、北陸三県のうち、石川県のすしグルメを解説します。

ブリは、腹身派? 背身派?

「寒ブリ」という呼び方がされるよう、ブリは、脂がのった冬期がおいしい時季です。脂がのったブリの中でも、腹身という、下側の部分は背側より脂がのっています。ブリの腹身のにぎりずしには、大根おろしをのせ、醤油を垂らして食べるのが金沢流です。

バイ貝で、和食の技も味わう

冬期のおいしい貝は、バイ貝。コリコリした歯ざわりと甘みのある味わいが魅力で、石川県のすしダネでも人気が高いです。バイ貝のすしは、口に入れる前に、ちょっとバイ貝を見てみてください。包丁の切れ目がありませんか。これは、「刃打ち」という和食の技法です。刺身ではコリコリした歯ざわりが魅力のバイ貝ですが、すしで味わうには、すし飯となじむよう、包丁の刃で叩いてやわらかくしたほうが食べやすく、味わいやすいというわけです。

北陸だから味わえるノドグロのにぎりずし

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ノドクロは正式名称は、アカムツ。でも、ムツ科ではなく、ホタルジャコ科の魚です。クロでなくアカ? ムツでなくジャコ?  ちょっとややこしいですが、白身で脂ののった上品な味わいで人気です。塩焼き、煮ものにされることが多いですが、刺身もおいしいのです。ただ、身がやわらかいので、水揚げされてから12~16時間いないのものだけ刺身で楽しめます。つまり、ノドグロにぎりずしは、石川県に行ってこそ味わえると言えますし、石川県のすし屋に行けば必ずあるすしダネでもありません。

以上、石川県のすしグルメの一部を紹介しました。北陸新幹線が福井まで延伸することで、東京から2時間51分で福井に行けるようになるばかりか、富山から金沢まで30分で行け、金沢から福井まで20分で行け、北陸三県が1時間以内で移動できるようになります。すしマニア編集部がお届けする「富山県のすしグルメ」の解説もご覧になって、北陸三県をもっと味わってみてはいかがでしょうか?