カネロニとはどんなパスタ?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説

カネロニというパスタをご存知でしょうか。ペンネやラザニアとも違う円筒状の詰め物パスタで、南イタリアではよく食べられている料理です。

この記事ではボ~ノ・イタリア~ノがユニークなパスタ、カネロニについて解説していきます。

そもそもカネロニとは?

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カネロニとはイタリア南部のエミリア・ロマーニャ地方で生まれた「巻いて作る」パスタのこと。イタリア語で「大きな葦」を意味し、薄く延ばした長方形のパスタ生地にペースト状の詰め物を置いて、くるくると巻けば成型は完了です。ラビオリ同様さまざまな詰め物と合う魅力的なパスタですが、日本ではまだ知られていないパスタの一つ。仕上げにソースをかけてオーブンで焼き色を付けるのも特徴的です。

レストランなどで時折「カネロニ風」という名前の料理を見かけますが、「別の食材で巻いて作った料理」と覚えておけば問題ありません。

どんなソースと合う?

写真撮影:Taverna I

カネロニの最も定番な食べ方は、ほうれん草とリコッタチーズを巻いて、シンプルにベシャメルソースとトマトソースをかけたもの。そのほかにもラグー系のソースを巻き込むのも合いますし、アレンジ度が高いのもカネロニの魅力です。

またラザニアと異なり1人分ずつ作れる上に、本数や太さによってボリュームを調整できるのも嬉しい点です。

カネロニとは巻いて作るパスタのこと!

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カネロニとは南イタリアで生まれた、巻いて作るパスタのこと。市販のカネロニは既に円筒状に成型されているので、中にペーストを詰めれば自宅でも簡単に食べることができますよ

※「新版生パスタの技術」に掲載した内容を再編集しています。