すしの注文方法に正解はある?通になるには?すしマニアが解説

ひと口にすし屋といっても高級店から大衆店までさまざま。回転すし店と違って、初めてカウンター席しかない高級すし店に入る時、どう注文していいのか悩んでしまいますよね。

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がすしの注文方法について解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

初めは予算を伝えて注文するのもOK

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テーブルで食べるのもいいのですが、すしの醍醐味が楽しめるのは、やはりカウンター席。ケースに並んだタネから、時と場合と懐具合で、こちらの都合次第に選べて、その場で握ってくれるのはすし屋ならでは。

ひと昔前と違って、すし屋の勘定も大分明朗会計になっています。困ったらカウンター席でおよその予算を言って、お任せで握ってもらっても、少しも恥ずかしいことではないのです。タネの値段を表示した店も多いので心配なしに楽しみましょう。

すしダネはいろいろと食べて覚えていく

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その日の店のおすすめを尋ねてみるのもおすすめ。タネが分からなければ聞くのが一番。今まで食べたことのないようなタネにもトライしてみましょう。そのうち知識が増えるようになると産地も旬も分かるようになり、楽しみが増します。

最近のすし屋は、旬のタネを生かした料理にも工夫をこらすようになってきました。高度な料理技術を持った調理師も増えています。そうした腕の冴えを味わうのもすし屋の楽しみのひとつ。

すし屋でスムーズに注文できるような「通」になるには時間が必要

誰でも最初は素人なおで、知らないことがたくさんあって当然。すし屋のタネは種類が多いし、旬もあって、バラエティーはきわめて豊富です。よって、すし通になるには、何年もさまざまなすしを食べ続ける必要がり、時間もかかるということを覚えておきましょう。

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています