シャラテッリとはどんなパスタ?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説

絶景で知られるイタリア南部の町、アマルフィ。今回ご紹介する「シャラテッリ」は、そんな南イタリアの風を受けて生まれたユニークなパスタです。

この記事ではボ~ノ・イタリア~ノが気になるシャラテッリの特徴やその魅力について解説していきます。

そもそもシャラテッリとは?

画像素材:写真AC

イタリア・カンパーニャ州の名物パスタであるシャラテッリ。通常パスタ作りは小麦粉に水やオリーブオイルなどを加えて混ぜ合わせるのが一般的ですが、シャラテッリで使うのは水ではなく牛乳。これにより、もちもちとした食感と噛んだ時に歯切れの良さが生まれ、それがシャラテッリの魅力となっています。

またうどんのような極太の麺は、小麦粉の香りを感じられるほか、パスタソースの旨味を吸ってくれるという特徴もあります。

どんなソースと合う?

写真撮影:Cucina Italiane Ristorante CASTELLO

シャラテッリに合わせるソースは、生地の香りを邪魔しないようなシンプルなものがおすすめです。そもそも、シャラテッリの本場であるアマルフィは海に面した町。そのため伝統的に魚介類のソースと合わせることが多いです。シャラテッリを茹でる際はあえてアルデンテの状態で取り出し、その後パスタソースで炊くように和えるのが美味しく仕上げるポイントです。

また麺自体にバジルやチーズなどを練り込むスタイルも一般的で、アレンジ度の高いパスタなのです。

シャラテッリとは

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シャラテッリとはイタリア南部のアマルフィで生まれた極太のもちもちパスタのこと。日本ではあまり馴染みのないパスタですが、もしレストランなどで見かけた際にはぜひ試してみてくださいね。

※「生パスタの技術」に掲載した内容を再編集しています。