ファゴッティーニとはどんなもの?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説

それぞれ形も食感もさまざまなパスタ。その種類は500以上あるとも言われ、まだまだ日本では知られていないような未知なるパスタも多く存在します。

この記事ではそんなユニークなパスタの一つ、ファゴッティーニについてボ~ノ・イタリア~ノが解説していきます。これを読めばパスタの知識が深まりますよ。

そもそもファゴッティーニとは?

写真撮影:Piatto Suzuki

イタリア中部トスカーナ地方で生まれた詰め物パスタ、ファゴッティーニ。祝い事の折によく食べられるパスタで、イタリア語で「小さな包み」「巾着袋」という意味があります。

5~6cm四方にカットした生地に具を詰め、四隅を合わせた巾着状の形が特徴的。噛んだ瞬間に詰め物の香りがふわっと漂うのが魅力のパスタです。

どんな食材と合う?

画像素材:写真AC

個性的な詰め物パスタの風味を楽しむため、仕上げのソースはシンプルにするのが一般的。中に何を詰めるかはお店によっても異なりますが、ニンジンやさやいんげんなどの香りが楽しめる野菜のペーストや、チーズを入れられることが多い傾向に。詰める物に加え、ソースも自由度が高く、お店によって個性の出るパスタの一つです。

ファゴッティーニとはトスカーナ発祥の詰め物パスタのこと!

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ファゴッティーニとは野菜のペーストやチーズを使った詰め物パスタのこと。生地を噛んだ瞬間に感じる詰め物の香りが醍醐味で、立体的な形が特徴的です。レストランで見かけることがあったら、ぜひトライしてみてくださいね。

※「新版生パスタの技術」に掲載した内容を再編集しています。