カッペレッティ(カペレッティ)とはどんなもの?ボ~ノ・イタリア~ノが分かりやすく解説

詰め物パスタの代表格とも言えるラビオリですが、本場イタリアにはラビオリ以外にも似たような具材を包んだパスタが存在します。そのうちの一つが「カッペレッティ」と呼ばれる詰め物パスタ。

ここではボ~ノ・イタリア~ノがちょっとユニークなパスタ、カッペレッティについて解説していきます。

カッペレッティってどんなパスタ?

写真撮影:Clima di Toscana

イタリア語で「小さな帽子」を意味するカッペレッティ(カペレッティ)。その名の通り帽子のような愛らしい形が特徴の詰め物パスタで、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ地方が発祥の地とされています。イタリア中部ではクリスマスに欠かせないパスタで、地域によって「カッペラッチ」と言ったり、「アニョロッティ」と言ったり呼び方はさまざまです。

どんなソースや詰め物を合わせるの?

写真撮影:Clima di Toscana

カッペレッティで使用する詰め物にこれといった決まりはありません。お肉を詰めることもあればチーズを詰めることもありますし、一部の地域ではカボチャのペーストを包むのが主流だったりします。地域やお店ごとに詰めるものが異なるので、個性が出る部分でもあります。

またソースもラグーソースやクリームソース、トマトベースのものをはじめ、さまざまなソースと相性がいいので詰め物の内容に合わせて変えてみても面白いですよ。

カッペレッティとは帽子の形をした詰め物パスタ!

写真撮影:Vino Hirata

カッペレッティとはイタリア北部の町で生まれた帽子の形をした詰め物パスタのこと。イタリアンレストランなどで名前を見かけたらぜひトライしてみてくださいね。

※「新版生パスタの技術」に掲載した内容を再編集しています。
※画像はイメージです。