常夜鍋とはどんなもの?名前の由来は?和道一筋がわかりやすく解説!

「常夜鍋(じょうやなべ)」という料理を聞いたことはありますか?名前からではどんなものなのか想像がつかないかもしれませんが、料理が苦手な人でも簡単に作ることができる鍋料理の一つなのです!

この記事では和道一筋が常夜鍋の特徴や、名前の由来について解説していきます。

そもそも常夜鍋とは?

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鍋料理は基本的に手間がかからず楽だと言われていますが、常夜鍋(じょうやなべ)はその中でもとりわけ準備に時間のかからない料理だと言えるでしょう。
なんせ使う食材は豚肉とほうれん草だけ。あとは昆布でとった出汁と日本酒を用意すれば、他に必要なものはありません。

作り方もいたってシンプルで、鍋に水と昆布、日本酒を入れて煮立て、豚の薄切り肉とほうれん草を加えるだけなので、どんなに料理が苦手な人でも簡単に作れるのが魅力です。ポン酢醤油をつけて食べるのが定番ですが、ひと手間加えてネギ塩ダレにしてみたり、鍋に白菜や長ネギを追加するのもおすすめです。

名前の由来は?

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「常夜鍋」の名前の由来は、「毎日食べても飽きが来ないほど美味しい」ことから。シンプルな料理ゆえにアレンジも利きやすいですし、何より作る手間も少ないのが常夜鍋のメリットです。

ちなみに美食家であり芸術家であった、かの有名な北大路魯山人氏によると、常夜鍋の起源は中国にあるとしています。彼は「宵から夜中まで美味しく食べられる」という意味を込め、中国語で「夕食」「夜食」を意味する「宵夜」という字をあてて、「宵夜鍋(じょうやなべ)」と呼んでいたそうです。

常夜鍋とは豚肉とほうれん草で作るシンプルな鍋料理のこと!

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常夜鍋とは豚肉とほうれん草だけで作れる鍋料理のこと。毎日食べても飽きないことから「常夜」と名付けられた料理ですが、何より、毎日でも作れる調理のシンプルさが魅力です。ぜひお好みの具材を入れて常夜鍋を楽しんでみてくださいね。

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