ハマチのすしとはどんなもの?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネであるハマチ。ところですしダネであるハマチとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がハマチについて効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

すしダネとしてハマチとは?

画像素材:写真AC

ハマチの正式名称はブリ。実はブリは出世魚で、成長につれてワカナゴ(ワカシ)→イナダ→ワラサ→ブリと呼ばれます。ただこれは関東の場合で、関西では20〜40センチほどの大きさのブリを「ハマチ」と呼ぶことも。体長80センチ以上に達するとブリと呼ばれるようになるのが一般的。

名前は大きさによって異なるのですが、近年養殖が進み、「ハマチ」といえば養殖ものといったイメージがありますね。本来の旬は冬。すし店では白身のタネとされていますが、本当は赤身の魚です。ブリとは違って、あっさりとした味わいですが、旨みもたっぷりというのが特徴。

ハマチのすしは栄養たっぷり!

ハマチのすしは1カンあたり58.8Kcal。身はビタミン、ミネラルが豊富な上、良質の脂肪酸をたっぷり含んでいます。もちろん、天然ものの方が栄養は優れています。成人病予防にも育ち盛りにも良いすしダネといえるでしょう。

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります