宮崎辛麺の「マグマ」へダイブ！気軽に地獄を巡ることができる「辛麺屋 一輪 水道橋店」

人は大きな壁を乗り越えようとする生き物。例えば、エベレスト登山、月面着陸…自分たちの新たな世界を切り開いて進化してきたのです。それはラーメンでいう「激辛」というジャンルも同じで、年々新たな激辛麺がやってくるという時代。

そんな中、宮崎から上陸した「宮崎辛麺」は我々の激辛というジャンルをさらに超える「マグマ」を用意。…とは言いつつ、このマグマは「冷やし」にすると楽になるんです！？今回は冷やし麺マニアの冷やし麺’s ナンノが「辛麺屋 一輪 水道橋店」さんのマグマつけ麺をご紹介！

そもそも宮崎辛麺ってどんな麺なの？女性のチャレンジャーも多し！

最近、インスタントラーメンのCMでも登場することがある「宮崎辛麺」。元々はお酒のシメ的な麺だったようで、ニンニクと唐辛子をたっぷり入れた卵入りスープで食べるソウルフード。そば粉を使用したこんにゃく麺で作る料理なのですが、とにかく辛い！あまりにも辛いためか、カプサイシンのダイエット効果も期待できるので、女性を中心にじわじわと人気が出てきているとのこと。

店長さんの話によると、なんとお客の6割が女性だというから驚き！店長さんいわく、都内には激辛好き女子が一人でのんびりと食べられる店が少ないのでは？とのことで、激辛好き+健康志向女子の数少ないホットスポットのよう。

君は生き残れるか？すべての感情を燃え尽くす「マグマ」の海へダイブ！

とはいえ、食べ慣れていない初心者には、スープタイプの辛麺は辛い…という人もいたようで、気軽に楽しめるように開発されたのがこの「冷やしマグマつけ麺」。麺は辛麺で使用されるこんにゃく麺ではなく、小麦粉の平打ち麺。コシも抜群でつけ汁とベストマッチ！

ちなみに、この「マグマ」というのは辛さの段階で、『一輪』さんは1辛から25辛まで辛さ調整でき、その上の段階をマグマとしているのです。……さすが、マグマというだけあってつけ汁のビジュアルは地獄のように赤一色。唐辛子の量は25辛と変わらないとのことですが、通常の唐辛子ではなく、中国の激辛唐辛子「満点星唐辛子」と九州産の唐辛子をブレンドしたもの。スープを一口すすると、口の中が痺れるような激辛の世界に飛べること間違いなし！

おそるおそる平打ち麺をマグマの海へとダイブさせてみる……もう入ったら最後！骨まで燃え尽きる…ということはなく、麺の色はそこまで変わらず。口の中に入れるとそれほど辛く感じることはなく、ヒリヒリする程度。…が！それはあくまでも麺とのファーストタッチの話。じわりじわりと痛みが効いてくる。地獄の業火に舌を焼かれているかのような激痛が！

しかし、あくまでもつけ麺になったことで、スープをダイレクトに口の中に入れる必要がないので辛麺の爽やかな辛味を感じる余裕も出てくるのです。そして、水でよく洗ったもやしのアシストもあり、意外と激辛に耐性がない人でも麺→もやし→麺→もやしといったサイクルを繰り返せれば行ける！今まで激辛に打ち負けた人でも、乗り越えられる可能性が高いのはありがたいですね。

マグマを乗り越えたとしても「とんでもねぇ」世界が待っている……

マグマはある意味、気軽に「地獄めぐり」ができる良心的なメニューということがよくわかりましたね！

が…まだ上には上がいる。マグマの上には韓国製のカプサイシンソースがたっぷりと入った「とんでもんねぇ」といった最強レベルの辛さが鎮座しているます。高みを目指すなら、マグマ辺りで鍛えてから挑戦するのがおすすめですが…マグマでも十分地獄が体験できるので、地獄以上の地獄を知りたい人だけ挑戦してください。