定番冷やし中華ד韓国”のコラボ!?浅草の老舗『馬賊』の冷やし中華メニューは芸能人も大絶賛!

実は冷やし中華は中国にはなく、日本オリジナルの料理。この日本で発明された冷やし中華に、韓国の辛味が加わったメニューが浅草にあるんです!

今回ご紹介する『馬賊』さんは、1973年創業の老舗店。このお店の夏季限定の冷やし中華は地元民から芸能人まで絶賛。さらに韓国風の変化球的メニューも!今回は冷やし麺マニアの冷やし麺’s ナンノが『馬賊』さんの冷やし中華メニューを解説。

浅草の『馬賊』は芸能人から地元民までみんな愛される老舗!

「馬賊冷やし」は大きなチャーシューがのった豪快な冷やし中華!

1973年創業の『馬賊』は地元で愛される中華店。その愛される理由は、店から聞こえる「バン!バン!」という音。毎日手打ちの作りたてのモチモチ麺が食べられることで人気なんです。なんといっても麺の特徴はそのコシ。薄力粉を水で練り、一晩寝かせてから、注文の度に打ち伸ばし、ひねりを加えて倍に伸ばすという独特のスタイルで作り出しているんです。

この麺を使ったメニューは、担々麺などが大人気ではありますが、夏になると「冷やし中華」が楽しめます。この冷やし中華はメニューとしてはなんと40年ほどの歴史があり、3・4世代に渡ってファンもいるほどの定番の限定メニュー。某大型タレントも大ファンとのことで、メディアで何度も紹介されており、近年は地元客以外もわざわざ訪れるというほど。年によって異なりますが、冷やし中華は5月中旬~9月下旬に販売。

冷やし中華のバリエーションは4つ。その中でもこちらの「馬賊冷やし」は30年ほどの歴史があり、冷やし中華のメニューでも注文数が一番多いメニューです!茹で上がった後はすぐに氷水で締め、モチモチの食感に。タレは醤油とピーナッツなどのナッツ類をブレンドした特製ダレに担々麺用のごまダレをかけて、ラー油とごまの風味で麺自体の旨味を向上させます!

冷やし中華の基本トッピングはもやし、メンマ、ワカメ、きゅうり、ハム、クラゲ、紅生姜、カイワレ大根で、「馬賊冷やし」は茹でたイカとエビが入り、それにチャーシュー麺で使用している厚切りのチャーシューがドーン!と入るのです。チャーシューは、国産豚肩ロースを醤油ダレに漬け込んだもの。

“韓国風”の冷やし中華とは?

「韓国冷やし中華」は韓国風には見えますが、味はしっかりとした冷やし中華なのです

さらに『馬賊』では定番の冷やし中華のメニューだけではなく、冷やし中華の発展型もあるんですよ。キムチと韓国風唐辛子をたくさん使った、その名も「韓国風冷やし中華」!こちらは一番人気の極厚チャーシューがのった「馬賊冷やし」にキムチなどを加え、ピリ辛風味で味わう独特のメニュー。

他の冷やし中華と違う点は、冷やした麺になんと大量の韓国産唐辛子粉と和えて提供するという点。韓国産唐辛子を使用しているので、麺にからめると甘みのある辛さがゆっくりと出てくるのです。ビビン麺のような見た目ではあるのですが、思ったよりも辛くなく、麺から酸味が溢れて出て、食べた後に少し辛さを感じる程度。辛いものが苦手な人でもそれほど苦にならないからご安心を!

定番or発展型?さまざまな角度で冷やし中華が楽しめるのが『馬賊』の魅力!

冷やし麺のバリエーションの多さは、老舗ならではの歴史を感じますね。昔からの懐かしの味から発展型まで、シーズン中に何度も立ち寄りたくなるのが、『馬賊』の冷やし中華メニューなのです。

馬賊 浅草本店

住所 東京都台東区雷門2-7-6
営業時間 11:15~20:30
定休日 月曜日
  ※記載のデータは取材時のものです。