サモサとはどんなもの?歴史は?カレーマニア編集部がわかりやすく解説!

インドの定番料理の一つ「サモサ」。カレー好きなら一度は食べたことがある人も多いと思いますが、実はインドで生まれた料理ではないとご存知でしたか?

この記事ではカレーマニア編集部がサモサの特徴や、その歴史について解説していきます。

そもそもサモサとは?

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サモサとはインドやネパールで食べられている料理の一つ。小麦粉で作った生地の中に細かく刻んだジャガイモやインゲン豆、玉ねぎ、羊の挽き肉、そしてスパイスを詰めていて、三角錐の形に成形されます。それを食用油でカラッと揚げたものがサモサで、手軽に楽しめる料理として、スナック感覚で親しまれているのです。

スパイスは主にターメリックやクミン、コリアンダーシードなどが使われていて、パリッとした皮の食感と、スパイシーな具材が魅力です。唐辛子などを使ったホットソースやミントソース、チャツネと一緒に食べられる傾向にあり、インド料理には欠かせない存在なんですよ。

サモサの歴史は?

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インド料理として知られているサモサですが、実はその発祥は中東にあります。そもそも「サモサ」という名前は、ペルシャ語で「三角形」を意味する「サンボサグ」という言葉から来ていて、13~14世紀にペルシャから伝わったとされています。

また、同時期には中東の料理人によって王室でサモサが振る舞われたという記録も残っています。インドの国民食であるサモサは、古くから根付いている料理なんですね。

サモサとはインドやネパールで親しまれているスナックのこと!

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サモサとはインドやネパールなどで広く食べられているスナックの一種。インド料理店に行くと必ずと言っていいほどメニューに記載されている定番メニューでもあります。ぜひ機会があればそのスパイシーな風味を楽しんでみてくださいね。

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