焼き餃子のバリエーション
ひと口に焼き餃子といっても、そのバリエーションは様々です。まずその形と、中に包むあんのバリエーションについてご紹介します。
一口餃子からジャンボ餃子まで

餃子のサイズは、平均的には1個22~25kgが多いようです。ただ大阪の一口餃子、博多の鉄鍋餃子は1個が10g前後です。静岡沼津市では、平均的な餃子の2倍くらいの餃子を出すお店が多いです。また1個80~90gの焼き餃子を店の特徴にして人気を呼んでいるお店もあります。大きくする店では一般的な餃子の形ではなく、棒形、円柱型、扇形にしているお店もあります。
白菜、キャベツ以外のあんもあるって知っていますか?
焼き餃子に包むあんは、豚肉と白菜、キャベツを混ぜたものが主流です。餃子は中国から伝わったことは定説で、その大きなきっかけになったのは第二次世界大戦です。中国に派遣された兵隊が日本に戻って広めたという話は、各地に残っています。その兵隊さんが朝鮮半島経由で日本に戻った人と、中国大陸から戻った人がいて、中国大陸経由で戻った人が広めた餃子にはキャベツが入り、朝鮮半島経由で戻った人が広めた餃子は白菜が入ったものだという説もあります。ただ、白菜、キャベツのほかに、青ねぎだけで作る店が広島にはあります。また野菜は玉ねぎだけで餃子を作るお店もあります。餃子好きの日本人のアイデアと言えますね。
■参考資料:「餃子の探求」(旭屋出版)
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