マグロの中トロのすしとはどんなもの?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネであるマグロの中トロ。ところですしダネであるマグロの中トロとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がマグロの中トロについて効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

マグロの中トロとは?

マグロでいう中トロとは身肉の腹側の部分。脂肪分があっておいしい部位です。マグロはメバチ、キハダ、ビンナガ、ホンマグロ(クロマグロ)などの種類がありますが、ホンマグロの中トロが絶品とされています。

ただし、日本近海のホンマグロは数が少なく、秋から冬へかけてとれる成長したものは驚くほどの高値というのが実情。しかも中トロの部分は魚体のわずかな部分だから値段はどうしても高くなっていまいます。

マグロの中トロのすしは栄養たっぷり!

マグロの中トロのすしは1カンあたり57.1Kcal。カロリーは大トロの3割減の割に、良質の脂肪酸を含み、赤身の栄養素も摂取できるバランスの良いタネでもあります。

カロリー控えめでマグロの醍醐味が味わえるというのが中トロの魅力といえるでしょう。

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります