マグロの赤身のすしとはどんなもの?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネであるマグロの赤身。ところですしダネであるマグロの赤身とはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がマグロの赤身について効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

マグロの赤身とは?

時速60km以上で何万kmという大回遊をするマグロのエネルギーの源はこの赤身にあるのです。一般的に赤身の多い魚は運動量が多いとされています。マグロはすしダネの代表格でありますが、大正時代までは上ダネではありませんでした。現在は日本近海のものではとうてい足りず、ほとんど全世界のマグロが集められます。

赤身はマグロの背肉に多く、昔はヅケと呼んでいました。これは醬油に漬けて、鮮度を保持したということに由来します。

マグロの赤身のすしは栄養たっぷり!

マグロの赤のすしは1カンあたり44.9Kcal。マグロは赤身とトロとでは栄養価が異なり、赤身は脂肪分が少なく鉄分等ミネラルが多いのが特徴です。

マグロのすしは栄養抜群で誰にでもすすめられる「にぎりずしの代表格」ですね。

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります