マグロの大トロのすしとはどんなもの?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネであるマグロの大トロ。ところですしダネであるマグロの大トロとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がマグロの大トロについて効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

マグロの大トロとは?

腹側の肉のうち最も脂ののった部分で、値段は高いのですが旨味は濃厚。実はトロがこれほど珍重されるようになったのは昭和30年代から。なんと昭和の初め頃まではとくに大トロの部分は捨てられていたのです。

なぜ大トロはこんなに高級なのか?そもそもマグロには、脂がのっていない赤身だけのものが意外と多く、大トロどころか、トロも期待できないマグロもあるのです。だから、マグロの中でも最も高価な部位であるのです。

マグロの大トロのすしは栄養たっぷり!

マグロの大トロのすしは1カンあたり70.3Kcal。栄養的には、ウナギ以上の多量の脂質を含み、カロリーも高いというのがマグロの大トロ。とはいえ、頭を良くする効果のあるDHAを魚介類の中で最も多く含んでいて、成人病予防に良いEPAの含量もかなり高いのです。

カロリーも高いけど、栄養抜群というタネがマグロの大トロなのです。

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります