牛の胃の数はいくつある?それぞれの名前と部位の詳細を焼肉マニアが解説
実は牛の胃は4つもあるって知っていました?ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラと名付けられていて、それぞれ個性派揃いなんです。
ここでは焼肉に関する本を多く出版してきた焼肉マニア編集部が牛の胃のそれぞれの部位の特徴について解説していきます。焼肉に詳しくなりたい人におすすめ!
— 目次 —
牛は胃が4つある!そして、それぞれ名前が付けられている
一度飲み込んだものを、もう一度、口に戻して咀嚼する「反芻動物」の牛には胃が4つあります。それぞれ名前があって第1胃のミノ、第2胃のハチノス、第3胃のセンマイ、第4胃のギアラと名付けられています。
すべて「胃の部位」ですが、4つの部位はそれぞれで肉質が異なります。見た目もまったく違い、それが内臓肉の焼肉のバリエーションを広げているのです。
1番目の胃:ミノ
4つの胃の中で最もポピュラーと言えるミノは、サクッとした食感が大きな魅力。その食感をより心地よく味わってもらうために、焼肉店は庖丁の入れ方を工夫しています。薄くスライスしたミノの焼きしゃぶも絶品。ミノの味は淡白ですが、だからこそ塩焼きとも相性が抜群です。梅味もマッチしますよ。
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2番目の胃:ハチノス、3番目の胃:センマイ
ハチノスとセンマイは、ミノに比べると焼肉メニューではマイナーかもしれません。蜂の巣に似ていることから名前が付いたハチノスも、千枚のヒダがあるように見えるので命名されたというセンマイも、見た目が独特で、万人に親しまれる部位ではありません。
それでも、ミノとはまた違った通好みの食感があり、アルコールのつまみになる部位でもあります。
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4番目の胃:ギアラ
関西では「赤センマイ」と呼ばれることも多いギアラは、現代の焼肉店では人気部位と言っても過言ではないでしょう。以前、東京ではギアラはあまりメジャーな焼肉ではなかったのですが、それがいまは、塩焼きのギアラなどが多くの焼肉店で人気となっています。
大腸や小腸の「胃の部位」と同様に、品質管理の向上や鮮度のこだわりで、「臭みのない」ギアラが提供されており、そのクセになるおいしさが評判。
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ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラ……牛の胃はそれぞれに個性がある!
同じ「胃の部位」でも、4つの胃は肉質も見た目も異なり、それぞれに個性的な味わいがあります。お客の好みも分かれますが、どの焼肉店も4つの胃のバリエーションは豊富。比較的、ポピュラーなのはミノですが、最近はギアラも多くの焼肉店で人気があります。ハチノスやセンマイもアルコールのつまみになる通好みのおいしさがありますよ。
※画像はイメージです
※「焼肉メニュー事典」に掲載した内容を再編集しています
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