王者に迫る新たな“王道”の味わい!「チロルチョコ ホワイト&クッキー」をチロルチョコマニアが徹底解説

チロルチョコは今まで500種類以上も販売している中で、この「ホワイト&クッキー」はバラ売りもされている人気商品。チロルチョコの王様的存在である「コーヒーヌガー」や「ミルク」と肩を並べる存在となったのは、どんな理由でしょうか?

今回は、さまざまなチロルチョコを食べ続けてきたチロルチョコマニアが、「チロルチョコ ホワイト&クッキー」を徹底解説していきます。

「チロルチョコ ホワイト&クッキー」とは?現在はどこで手に入る?

登場が2007年とのことでパッケージもかなり洗練されていますね

チロルチョコには単品でレギュラーで販売している30mmの大型と、バラエティパックなどのセットに入っている25mmの小型チョコがあります。2007年に誕生して、リニューアルを経て販売を続ける「ホワイト&クッキー」は、チロルチョコの王様的存在である「コーヒーヌガー」や「ミルク」とともに、バラ売りとなっています。バラ売りはシーズンによって限定品が出ているものの、レギュラー枠は数少ないので、これはかなりすごいこと。

25mmmと30mmサイズの比較。実は結構食べごたえが異なるのです。

スーパーマーケットやコンビニでも単品として置いてある上に、バラエティパックのセット売りでも必ず含まれているので、幅広い世代に支持を受けているというのが分かりますね。

カロリーと味わいはどんな感じ?

外側はホワイトチョコレートで包まれています

そんな根強い人気を誇る「ホワイト&クッキー」の味わいについて、実はレギュラー枠としては異例なホワイトチョコがベースになっているのです。そこにココア風味のクランチクッキーが埋め込まれていて、チョコを噛むとザクッ!とした食感が楽しめるというのもの。

しかし、ホワイトチョコレートでレギュラーというのはなかなかレアで、それは一般的なチロルチョコの甘いミルクチョコのイメージとは異なる「あっさり感」があります。さらに、少しビターなココアクッキーの割合も多く、全体的に濃厚なチョコレートというよりも、クッキー感覚で楽しめるというのも人気の秘密でしょう。まさに「甘さ控えめ」な商品がウケる世の中において、この味わいはまさにぴったり!

断面図にするとクッキー部分の割合が結構多いので、これが味の決め手!

とはいえ、カロリーは25mmの小型サイズで一粒34kcal、30mmの大型サイズで54kcal。定番の「ミルク」は25mmの小型サイズで38kcal、30mmの大型サイズで60kcal。「バラエティパック」の平均は25mmの小型で35kcalなので、他のチロルチョコでいうと、カロリーは平均的。

ミルクよりはカロリーは控えめでありますが,それほど「カロリー低い」とは言い切れないでしょう。しかし、大事なのはカロリーと満足感の比較。ホワイトチョコにココアクッキーの食べごたえを加味すると、このカロリーはむしろ少ないと思えるほどですよ。

「ホワイト&クッキー」は、チロルの新たなる王道を突き進む商品

裏側のロゴはかなり洗練されていてカッコいい!

2007年登場の「ホワイト&クッキー」は平成生まれの新参者というレベルではなく、昭和の大スターである「コーヒーヌガー」と、王者である「ミルク」とはまた違った方向性でスター街道を突き進む一品。つまり、「懐かしい」という商品ではなく、現代人の好みの味に仕上がっているということでもあります。食べたことがない人もぜひ一度味わってみてくださいね!