本場の味ならココ!東京に進出した広島汁なし担々麺専門店3選
広島のローカルフードである広島汁なし担々麺。モチモチの細麺に山椒の強い痺れ、そしてシャキシャキの宝島ネギは、従来のまぜそばとは違ってクセになる味わい。地元の広島では大人気で専門店も多く並んでいてい、今では東京にも広島の名店の支店も多く進出してきました!
今回は担々麺マニアのタンタンパンダが東京に進出した広島汁なし担々麺の名店をご紹介します。
— 目次 —
広島汁なし担々麺ブームの火付け役!きさく五反田店/五反田
山椒の強烈な痺れ、しゃっきりした低加水の細麺、倉橋島産の宝島ねぎなどが特徴とされる広島汁なし担々麺。その元祖としてブームの火付け役となったのが広島に本店を構える『きさく』さん。2021年7月にオープンした五反田店は、都内初進出店。広島本店から仕入れた材料で作る一杯で話題を集めています。
汁なし担担麺
こちらがしゃっきりした細麺、山椒の強い痺れ、倉橋島産の宝島ねぎと、現在の「広島汁なし担担麺」の基礎を作った一杯。ごまダレは使わず、濃厚な魚介味のスープと醤油ダレ、四川花椒、辣油で仕上げています。スープ、タレ、辣油はすべて広島の本店から送られるもので、本店と同じ味が楽しめるのがウリ。痺れと辛さは調整可能で痺れは弱、辛さは中が標準となっています。
汁なし担担麺ねぎ増し
人気の追加トッピングである「ねぎ増し」は、倉橋島産の宝島ねぎを大胆に盛り付けた一品で、麺が見えなくなるまで一面を覆うビジュアルがインパクト大!
元祖広島汁なし担担麺 きさく 五反田店
住所 |
東京都品川区西五反田2-6-1石塚ビル1階 |
営業時間 |
11:00~15:00、17:00~23:00 |
定休日 | 無休(要確認) |
※記載のデータは取材時のものです。 |
元味と新味の2つが選べる!中華そばくにまつ神保町店/神保町
2007年に長野県松本市で開業し、2009年に広島県広島市に移転。そこから半年ぐらいのタイミングで、唐辛子の刺激と花椒の痺れを効かせた看板メニュー「汁なし担担麺元味」がメディアで紹介されたことをきっかけに、一躍人気店に。
さらに、そのレシピを公開したことで、同様のメニューが界隈で爆発的に普及しました。居酒屋や喫茶店といった幅広いジャンルの店にまで広まり、新たなるご当地麺「広島汁なし担担麺」の誕生につながったのです。
汁なし担担麵元味
ご当地麺「広島汁なし担担麺」の元祖。花椒の刺激とラー油の辛みがクセになる一杯で、お客の6割がオーダーする一品。パン用強力粉を使った、もちもちコシのある中細麺に、スパイスが香るラー油とマイルドで深いコクの芝麻醤、鶏ガラスープを合わせたもので、汁気がなくなるまで麺をよく混ぜ合わせて楽しみます。
汁なし担担麺新味
こちらの麺は、西日本で好まれる低加水の細ストレート麺で、パツパツと歯切れのよい食感が特徴。細麺なので、タレ類がよく絡みます。タレに使う濃口醤油は元味と同じ本醸造のものながら、穀物酢の代わりに豆鼓や、香酢を合わせ、コクのある中華風の味わいに。
汁なし担担麺 くにまつ 神保町店
住所 |
東京都千代田区神田神保町1-22 |
営業時間 |
11:00~ 15:00(L.O.14:50) 17:00~ 20:00(L.O.19:50) |
定休日 |
日曜日、土曜日のディナー |
※記載のデータは取材時のものです。 |
女性客の割合が4割強!キング軒東京店東京店/大門
「広島式」の看板を掲げ、山椒の風味にこだわった担担麺を提供する『キング軒』さん。創業は2011年。広島では20年前と10年前に汁なし担担麺のブームが起こり、『キング軒』さんはその第2次ブームの渦中に誕生。こちらのお店では30回以上混ぜ、締めにライスを投入すること、麺を温泉玉子につけて楽しむことなど、広がりのある食べ方を提案。
汁なし担担麺
低加水の細麺を使い、山椒の風味を立たせるなど「広島式」の基本を押さえた看板メニュー。ねぎは広島特産の宝島ねぎ、醤油ダレに用いる醤油も広島の老舗メーカーである川中醤油に特注するなど素材はすべて広島産で統一。味の要となる山椒は、中国産の3種類を挽き方を変えてブレンド。辣油はシナモンや桂皮など7種類の素材を使ったもので辛さより香りを重視しています。
汁なし担担麺セロリトッピング
セロリトッピングは混ぜやすい角切りで提供。まかないで乗せていた際、興味を持った来店客に出したことがきっかけで開始したとのこと。
汁なし担担麺専門 キング軒 東京店
住所 | 東京都港区芝公園2-10-5 シグマビル1階 |
営業時間 | 月曜~金曜日11:00~ 15:00 17:00~ 20:00、日曜日11:00~ 15:00 |
定休日 | 土曜日 |
※記載のデータは取材時のものです。 |
広島汁なし担々麺は奥深い味わい!
最近は全国チェーンのファミレスでも見ることが多くなってきた、広島汁なし担々麺。もちろん、アレンジメニューも美味しいですが、ぜひ一度本場の味を専門店で味わってみてはいかが?汁なし麺としての完成度も高い上に、トッピングでさまざまな味わいを作り出せるというのも魅力です。
※紹介している内容は2021年のものです
※「伝統×進化評判の担々麺」に掲載した内容を再編集しています
そんな担々麺について、もっと詳しくなりたいという人は、「伝統×進化評判の担々麺」という本をおすすめ!広島汁なし担々麺はもちろん、老舗の味から新感覚の担々麺までさまざまな担々麺が紹介された、担々麺好きにはたまらない一冊に仕上がっていますよ。
プロフィール
-
中国生まれではないですが、担々麺一筋!本格四川の担々麺からアレンジ担々麺まで、とっておきの担々麺をバンバン紹介してきますよー。
記事一覧はこちら
最新の記事
- 記事2023.08.04甜麺醤(テンメンジャン)とは?豆板醤との違いは?タンタンパンダが解説!
- 記事2022.10.11体を芯から温めるカレー×担々麺!『四川担々麺 どういうわけで、』の期間限定メニュー「カレー担々麺」登場
- 記事2022.06.07都内で担々麺を食べるならコレがおすすめ!東京で人気の担々麺20選〜名店から話題のお店まで〜
- 記事2022.05.25本場の味ならココ!東京に進出した広島汁なし担々麺専門店3選