担々麺なのにこんなに“さっぱり”しているの?『白碗竹筷樓 赤坂』の「汁無し担々麺」
汁なし担々麺というと、濃厚で辛口の肉味噌を混ぜていただくというイメージですが、そこに黒ごまを加えると…なんとさっぱりに磨きがかるのです。この極上のさっぱりさを実現したのが、『白碗竹筷樓 赤坂』さんの「汁無し担々麺」。
今回は担々麺マニアのタンタン パンダが『白碗竹筷樓』さんの「汁無し担々麺」を紹介していきましょう。
— 目次 —
『白碗竹筷樓』とは?
さまざまな飲食店を持つ『際コーポーレーション』さんが経営する中華ブランド『白碗竹筷樓』さんは、「華美に走らず素材を活かした中華」を提供するというのがコンセプト。素材を吟味してメニューを考案するので、店長の個性がよく出るというのが特徴です。
その中でも、赤坂店は1998年オープンとかなりの古株。店舗は路地裏にあり、かつて1階は銭湯で2階は邸宅だった物件を改装したという隠れ家的な店舗です。赤坂という土地柄、顧客のほとんどは周囲のオフィスで勤務する会社員が多いのですが、土日は家族連れも訪れるとのこと。
「名物黒ごまの担々麺」が一番人気!
「名物黒ごま担々麺」が一番人気!こちらは1998年からある定番メニュー。
2018年から料理長を務める赤岡氏によってごまの甘さを抑え、花椒の量を増やすことで辛さとシビレをより強調したものに仕上げています。そして、黒ごま風味の麺のバリエーションとして個性的なメニューが「汁無し担々麺」。
汁ありの担々麺とは全く異なる、極上の”さっぱり”が味わえるのが「汁無し担々麺」
こちらはリピーターにも評判の高い逸品で、濃厚な担々麺とは違い、「さっぱり+辛口」がコンセプトです。タレはスープを使用せず、黒ごまダレ、中国醤油、砂糖、中国調味料を組み合わせたもの。
汁無しとなると太麺を採用する店が多いのですが、『白碗竹筷樓』さんで使用している細麺を汁無しにも応用したという意欲作。茹でた麺を一旦水でしめた後、再度茹で直。こうすることで麺のぬめりがとれるのと同時に、麺のモチモチ感が増し、コシがより強くなるのです!
担々麺は汁なしにするだけでこれだけ味わいが異なる!
『白碗竹筷樓』さんの担々麺の方向性は、もとから甘さを抑えているものでしたが、汁なしになると、黒ごまの効果もあってさっぱりさに磨きがかかるのです。
赤坂は中国料理店が多いことから、何度も訪れたくなるよう「インパクトのある辛味」を目指していて、「汁無し担々麺」はそのインパクトの最上級に位置する一品でもあります。その“さっぱり”さを味わいにぜひ訪れてみてくださいね!
白碗竹筷樓 赤坂
住所 |
東京都港区赤坂4-2-8 |
営業時間 |
11:30~15:00(14:30L.O.) 平日17:30~22:00(21:30L.O.)、土・日・祝17:30~21:30(21:00L.O.) |
定休日 |
無休 |
※記載のデータは取材時のものです。 |
プロフィール
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中国生まれではないですが、担々麺一筋!本格四川の担々麺からアレンジ担々麺まで、とっておきの担々麺をバンバン紹介してきますよー。
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