タイのすしとはどんなもの?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネであるタイ。ところですしダネであるタイとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がタイについて効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

すしダネとしてのタイとは?

白身のにぎりダネの代表格。実は日本ではタイという名前の魚は意外と多いのですが、マダイ以外はマダイとは無縁の「あやかりタイ」です。

よって、味のよさはマダイが最高です。最近は養殖ものが増えて天然ものの減少を補っていますが、味はやはり天然ものが一番。日本海と瀬戸内海産が昔から評判です。

特に産卵前の冬から春へかけてが一番美味しい時期とされています。皮目を活かすのは関西ずしでは当然ではありますが、にぎりでも湯ぶりの技法で皮目を活かすのが特徴。

タイのすしは栄養たっぷり!

タイのすしは1カンあたり43.4Kcal。タイの身はアミノ酸の組成の良さが味と栄養価を高めています。味も、姿も、栄養も白身魚のNo.1というのがタイのすしの魅力。

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります