スコーンってどんなもの?どんな種類があるの?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説
スコーンというお菓子をご存じですか?表面はサクっと、中は柔らかく色々な食感が楽しめるパンの一種で、紅茶のお供として、アフタヌーンティーのお菓子として食べられたり、最近ではパン屋さんや洋菓子店で取り扱われるようになっています。でも、お店によって丸だったり三角形だったり、違う形のスコーンを見たことはありませんか?
スコーンってどんなもの?種類は何か違うの?おいしい食べ方は?
この記事ではお菓子マニア編集部が、スコーンの特徴や魅力をわかりやすく解説していきます。
そもそもスコーンとは?
スコーンとは、小麦粉などの穀物粉にベーキングパウダーを加え、塩・砂糖・バター・牛乳と混ぜ合わせた生地を焼き上げた、スコットランド発祥のパンの一種です。たっぷりの小麦粉と冷たいバターを使うため、サクサクとした食感に仕上がります。粗びきの大麦粉を使って焼いた「バノック」というお菓子が起源とされていて、オーブンやベーキングパウダーの普及によって現在のスコーンになったのだとか。
この「スコーン」という名前ですが、これはスコットランドのバースにある「スコーン城」にて、歴代の王の戴冠式に使用された椅子の土台となる「石」に由来する説があります。ここから、スコーンは石のような形に焼き上げられるようになったのだとか(諸説あり)。
スコーンには種類があるの?おいしい食べ方は?
先ほど形の話をしたように、このスコーンには様々なタイプがあります。丸い形が多いのは「イングリッシュスコーン」で、シンプルで甘さは控えめ。あっさりとしたプレーンの生地を半分に割って、ジャムやクロテッドクリームなどをつけて食べるのが一般的で、イギリスではアフタヌーンティーに紅茶のお供として食べられているんだとか。
ここでクロテッドクリームって何?と疑問に思った方には、こちらをわかりやすく解説した記事もありますので、ぜひ見てみてくださいね。
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続いて、三角形が多いのは「アメリカンスコーン」。チョコやナッツがごろごろトッピングされ、しっかりとした甘い味付けがされているものが多く、何もつけずに単品で食べられることが重視されているスコーンです。プレーンよりも、チョコなど生地に味付けられたものが多く、チーズやベーコンなどを練りこんだお食事系スコーンもあるのだとか。
スコーンの種類によっても、まったく異なる食べ方を楽しむことができるんですね。
スコーンとは、サクっとした食感が特徴のパンの一種で、たくさんの食べ方が楽しめるお菓子!
スコーンとは、軽い触感と食べ応えのある生地を楽しむことができるパンの一種で、イギリス式、アメリカ式で食べ方や味付けが全く違います。気分によって食べ方を変えて、お茶の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。
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