キャロットケーキとはどんなもの?どんな歴史があるの?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!

みなさんはキャロットケーキを食べたことがありますか?すりおろしたにんじんをたっぷりと入れたしっとりした生地に、ブラウンシュガーとスパイスの風味が広がるイギリス生まれのケーキなんです。

この記事ではキャロットケーキの特徴や気になる歴史について、お菓子マニア編集部がわかりやすく解説していきます。

そもそもキャロットケーキとは?

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キャロットケーキは、すりおろして細かく刻んだにんじんを生地に入れ、ブラウンシュガーとスパイスで味付けするのが一般的。にんじんを生地にたっぷりと入れることでしっとりしたケーキになり、ミックススパイスによって奥深い味わいを楽しむことができます。

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また、イギリスのケーキにはバターを使ったものが多いですが、実はキャロットケーキには植物性オイルが使われていて、これによって食感がふんわりと軽くなるんです。

キャロットケーキの起源は?

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イギリス生まれのキャロットケーキですが、1500年代に、当時貴重だった砂糖の代わりに糖分の多いにんじんをスイーツに使ったことが始まりなんだとか。

その後、キャロットケーキが人気になったのは「第二次世界大戦」のころ。食糧難が続いたこの時代に、限られた配給の食料と家庭菜園で手に入る食材でできる料理やお菓子のレシピが大きく広まり、そのうちの一つがにんじんをたっぷり使うキャロットケーキだったんですね。

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その後1960年ごろにアメリカからクリームチーズフロスティングが入ってきてからは、キャロットケーキの上にのせるのが定番になったんですって。

キャロットケーキとは、すりおろしたにんじんをたっぷり使ったヘルシーなケーキのこと!

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キャロットケーキとは、すりおろしたにんじんをたっぷりと生地に入れ、ブラウンシュガーとスパイスで味付けしたヘルシーなケーキのこと。ふわっとした食感と奥行きのあるスパイスの風味を楽しめるキャロットケーキ、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか?

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