今年注目のフランスのお菓子、サントノーレとは?お菓子マニア編集部が詳しく解説!

見た目がとてもかわいらしいフランスの伝統菓子、サントノーレ。洋菓子屋さんでもあまり見かけないため、名前を聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。甘党の方にはたまらない絶品スイーツなんですよ。

この記事では、お菓子マニア編集部がサントノーレの特徴について、わかりやすく解説していきます。

そもそもサントノーレとは?

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サントノーレとは、フランス発祥のケーキのこと。丸いパイ生地を土台とし、カラメルを塗った小さなシュークリームをパイの縁に飾り付け、真ん中にクリームをたっぷりとのせたフランスの伝統的なお菓子です。
特別な日のためのお菓子とされていて、古くからお祝いの場などで愛されているケーキなんですよ。

特徴としては、パイ生地のサクサク感とシュークリームのしっとり感・カラメルのカリッとした食感が一緒に味わえて、とろけるようなクリームの甘さがたまらなく美味しい絶品スイーツです。

サントノーレの名前の由来は?

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サントノーレの名の由来は諸説ありますが、フランスの首都パリにある「サントノーレ通り」からきているのが有力とされています。サントノーレを考案したシブーストというお菓子職人が、サントノーレ通りでパティスリーをやっていたことから、この名前が付けられたんだとか。

サントノーレに使われるクリームに秘密が?

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サントノーレの真ん中にのせるクリームは、今ではホイップクリームが使われることも多いですが、通常は異なります。本来使われるクリームは、「クレーム・シブースト」と呼ばれ、シブースト氏考案のクリームです。

カスタードクリームとイタリアンメレンゲ、ゼラチンを混ぜて作られたもので、軽やかなコクがあり、サントノーレの生地と相性がぴったりなんですよ。

サントノーレとは、スイーツ大国フランスの伝統的なケーキのこと!

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サントノーレは、工程は多いですがご自宅で作ることもできます。かわいらしい見た目なので、作り上げていく工程も楽しいですよ。もちろん、日本でも提供しているカフェやお店はありますので、お祝い事や、特別な日にはぜひサントノーレを味わってみてください。

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