ムースとはどんなもの?ババロアとの違いは?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説

冷たいデザートの定番であるムースは、暑い季節や食後のデザートに嬉しい一品ですね。誰もが1度は食べたことのあるデザートではないでしょうか?しかし、よく似たババロアとの違いについて知っている方は少ないのではないでしょうか。

この記事ではムースとババロアの違いについて、お菓子マニア編集部が分かりやすく説明します。

ムースとは

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ムースとはフランス語で「泡」を意味する言葉で、泡立てた卵白や生クリームにフルーツソースやチョコレートなどのピューレを加えて冷やし固めたスイーツのことです。

少量のゼラチン、またはゼラチンを使わずに冷蔵庫で長時間冷やすことで固めるのでふわっと口当たりの軽い食感になります。

デザートだけでなく、魚介のすり身や野菜を使い、前菜として登場することもあります。

ババロアとは

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ババロアとはアングレーズソースと呼ばれる、卵と牛乳、砂糖で作るクリームに生クリームを加え、ゼラチンで冷やし固めたスイーツのことです。

ゼラチンで固めるため、なめらかでプルプルした食感になります。

ムースとババロアは固め方が違う!

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ムースは生クリームや卵白を長時間冷やすことで自然に冷やし固めるもので、ババロアはゼラチンを使って冷やし固めるという違いがあります。

どちらも優しい口当たりの冷たいデザートですが、その工程にこだわりの違いがあるようですね。

どのような違いがあるか知ったうえで食べてみると見え方が変わってくるかもしれませんよ。

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