ラザーニャ(ラザニア)とはどんな料理?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説

洋食の定番メニューであるラザーニャ。平たいパスタ生地とソース、チーズをミルフィーユ状に重ねてオーブンで焼いたボリュームのあるパスタ料理です。

この記事ではボ~ノ・イタリア~ノが意外と知らないラザーニャの豆知識や、作る上でのポイントなどを解説していきます。

意外と知らないラザーニャ(ラザニア)の豆知識

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イタリアンレストランやファミレスなどでも定番のラザーニャですが、実はあの薄いパスタ生地そのものを「ラザーニャ」と呼ぶことをご存知でしたか?日本ではその薄いパスタを用いた料理をラザーニャと呼びますが、本場イタリアではオーブンで調理したものを「ラザーニャ・アル・フォルノ」と呼び分けることもあります。一般的にミートソースやホワイトソース、チーズと交互に重ねていく料理で、リコッタ、モッツァレラ、パルメザンの3種類のチーズが使われます。

ちなみに生地が波打っているラザーニャはアメリカで生まれたもの。よりソースと絡みやすく、茹でる際にくっつきにくいのが特徴です。

自宅でも作れる?

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ラザーニャ用の平たいパスタはスーパーマーケットなどでも一般的に売られているので、自宅でも簡単にラザーニャを作ることができます。表面積が広く、パスタ同士がくっつきやすいラザーニャですが、茹でる際お湯に大さじ1杯程度のオリーブオイルを加えることでくっつき防止になりますよ。

また、もしラザーニャ生地がない場合には餃子の皮などでも代用可能で、アレンジとしてナスやマッシュルームを加えたり、カボチャなどの甘みのある野菜を加えてみても良いでしょう。

ラザーニャとは薄く延ばしたパスタのこと!

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レストランなどで当たり前のように食べられているラザーニャですが、実は料理名ではなく、あの薄いパスタ生地を「ラザーニャ」と呼びます。一見難しそうに思えるかもしれませんが、交互に重ねて焼くだけなので自宅で作ってみてはいかがでしょうか。

※「生パスタの技術」に掲載した内容を再編集しています。