アチャールとはどんなもの?歴史は?カレーマニア編集部がわかりやすく解説!
カレーによく添えられている、ピクルスのような食品「アチャール」。インドやその周辺諸国では日常的に食べられているものですが、その役割や歴史をご存知でしょうか。
この記事ではカレーマニア編集部がアチャールの特徴や、その歴史について解説していきます。
そもそもアチャールとは?
アチャールとはカレーなどによく添えられているピクルスのこと。玉ねぎやニンジン、セロリなどの野菜を、スパイスやオイル、酢と共に漬けたもので、インドをはじめとした南アジアでは定番の副菜として知られています。
家庭や地域によっても使われる食材やスパイスは異なり、さまざまなバリエーションのアチャールが見られます。とりわけ暑さが厳しい南インドでは、マンゴーやパイナップルなどの南国のフルーツを使用した酸味のあるアチャールも多いです。
カレーに混ぜれば味変として異なる風味が楽しめますし、ヨーグルトに混ぜれば酸味や辛味がマイルドになって食べやすくなりますよ!
アチャールの歴史は?
アチャールの発祥について詳しい年代などは分かっていませんが、インドで生まれたものが徐々にネパールなどの近隣諸国に伝わっていったのではないかと言われています。
元々は冷蔵庫がない時代、農作物の不作に備えて作られた保存食だとされていて、レシピによっては数年日持ちするものもあるのだとか。
ちなみに「アチャール」という言葉の由来は、ポルトガル語で「漬物」を意味する「achar(アチャール)」が語源とされています。遠いヨーロッパの文化がインドでも見られるなんて面白いですよね。
アチャールとはインド発祥のピクルスのこと!
インド料理店に行くと、よくカレーに添えられているアチャール。言うなればインド版の福神漬けのような存在で、爽やかな酸味がカレーにマッチします。ぜひ味変したい時にはアチャールをカレーに混ぜて食べてみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。
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