リゾットとはどんなもの?雑炊やおかゆとの違いは?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説
イタリア料理の中でも親しみ深い料理の一つである「リゾット」。バターやオリーブオイルで炒めた細長いイタリア米に、ブイヨンやワインなどを加えて煮込んだ米料理のことで、リゾットはパスタのように芯を残して炊き上げるアルデンテで仕上げるんですよ。
この記事ではリゾットの特徴や雑炊やおかゆとの違いについて、ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説していきます。
そもそもリゾットとは?
リゾットとは、イタリアで愛されている米料理のこと。イタリア米をバターやオリーブオイルなどで炒めて、野菜や魚、肉のブイヨンを入れて煮立て、お米をアルデンテに仕上げて作ります。ここで使われるイタリア米はあっさりとして粘り気があるのが特徴的なんですよ。
雑炊とは違って水分を含んでおらず、油脂を多く含んでいるのがリゾット。スープに浸っているリゾットが提供されることがありますが、こちらは正確には「ズッパ」という料理で、リゾットとは別物なんですって。
リゾットには様々な種類があって、味付けはチーズやきのこ、トマトなどが主流ですよ。
リゾットの語源とは?
リゾットの語源には諸説ありますが、リゾット(risotto)の「riso」は「rice」の語源でもある「米」を意味するイタリア語です。「otto」の部分は、イタリア語で「最高」を意味する「ottimo」から来ていると言われています。つまり、リゾットとは「最高の米料理」という意味なんですね。
雑炊やおかゆとの違いは?
雑炊との違いは先ほども触れましたが、雑炊は炊いたご飯を水で洗ってから、肉や野菜、魚介類などと一緒にだしで煮込んだ料理で、リゾットと違って水分を多く含んでいます。鍋料理の締めなどとして、残った具材やスープと炊いた白米を混ぜて作ることもありますよね。
続いておかゆとの違いは、米の固さ。リゾットはイタリア米を芯のあるアルデンテの状態で食べるのに比べて、おかゆは通常のご飯よりも多めの水で炊くことで柔らかな食感になるのが特徴です。シンプルな味付けで、体調がわるいときや赤ちゃんの離乳食として食べられています。
リゾットとは、イタリアで親しまれているアルデンテなお米料理のこと!
リゾットとは、イタリア米をバターやオリーブオイルなどで炒めてブイヨンやワインを入れて煮たて、芯の残るアルデンテに仕上げた、イタリアで愛されているお米料理のこと。チーズやきのこ、トマトなどをベースに味付けされた濃厚な一品、ぜひイタリア料理のお店などで食べてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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