デコポン®とはどんなもの?旬や気になる栄養素は?お宝食材探検隊がわかりやすく解説
みかんの中でも特に名前にインパクトのある「デコポン®」。ぽこっと先が飛び出たような見た目は印象的ですよね。甘さや食べやすさで人気があって、正式名称は「不知火(しらぬい)」と言います。デコポン®は「清見(きよみ)」と「ポンカン」をかけ合わせた交配種ですよ。
この記事ではお宝食材探検隊が、デコポン®の特徴や栄養素、旬などについてわかりやすく解説していきます。
そもそもデコポン®とは?
デコポン®とは、「清見(きよみ)」と「ポンカン」を掛け合わせてできたみかんの愛称で、正式名称は「不知火(しらぬい)」と言います。上部がこぶのようにぽっこりと盛り上がっている見た目がかわいいですよね。ちなみに、デコポン®の商標はJA熊本果実連が所有し、日本園芸農業協同組合連合会傘下の会員農業団体以外の商品にはデコポン®の名称は使えません。
果実はみかんやポンカンよりも大きく、皮が手でむけるほど柔らかく、果肉はオレンジ色で果汁がたっぷり。プチプチと弾ける食感を楽しむことができますよ。
基本的には糖度13度以上、クエン酸1.0%以下と決まっているので、酸味が強すぎるものはないのだとか。JAに加盟せず独自に出荷している農園では「不知火」として出荷されていますよ。
デコポン®の旬や栄養素は?
デコポン®の旬は春先頃。ビニールハウスなどで栽培されるハウス物は12月ごろから出荷が始まり、通常栽培である露地ものは2月頃から出回り始めます。美味しい食べごろの旬は3月から4月ごろまでですよ。
デコポンはビタミンCの含有量が多く、なんと2個で成人1日分の必要量が摂取できるんです。また、がんの予防効果が期待されているβ-クリプトキサンチンも豊富に含まれていますよ。クエン酸はデコポンの酸味®の正体。このクエン酸には疲労回復効果が期待されています。
デコポン®とは、こぶのように出っ張った形が特徴のみかんの一種のこと!
デコポンとは、「清見(きよみ)」と「ポンカン」を掛け合わせてできた交配種で、こぶのようにぽっこりと盛り上がった形が特徴。皮が手でむけるほど柔らかく、たっぷり果汁とプチっと弾ける食感を楽しむことができます。春先の旬にぜひ、デコポン®を食べてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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