南国フルーツ・タマリンドとはどんなもの?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

日本ではあまり馴染みのない「タマリンド」というフルーツ。実はエスニック料理ではよく使われている食材なので、もしかしたら知らない間に口にしたことがある人もいるかもしれませんね。

この記事ではお宝食材探検隊が、タマリンドの特徴やその魅力について解説していきます。

そもそもタマリンドとは?

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タマリンドとは、主に東南アジアやインド、そしてアメリカ大陸の熱帯地域で親しまれているマメ科のフルーツの一つ。そら豆のようにさやに包まれているのが特徴的で、殻を割ると中から干し柿のようにねっとりとした実が現れます。殻に入っている様子は落花生にも似ていますね。

日本では検疫の関係で、生で出回ることはありませんが、ペースト状のものは比較的手に入りやすいですよ。エスニック料理などでは欠かせないフルーツで、酸味付けとして調味料代わりに使われます。その風味は、「甘酸っぱい梅干し」などと評され、ドライフルーツやジュース、お菓子に用いられるほか、インドではカレーのスパイスとしても活躍しています。

またタマリンドには酸っぱいものと甘いものの2つが存在し、甘いものは「スイートタマリンド」と呼ばれ区別されています。

どんな効能があるの?

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実は、タマリンドは栄養価の高いフルーツとしても知られています。とりわけ食物繊維やミネラル、酒石酸やクエン酸といった栄養素が多く含まれているので、整腸作用や疲労回復、動脈硬化の予防、新陳代謝の向上などが期待されています。

タマリンドとは甘酸っぱい風味が特徴の果実のこと!

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タマリンドとは東南アジアやインドではメジャーな果物の一つ。タイ料理の定番である「パッタイ」も、このタマリンド果汁を使ってエスニックな味付けに仕上げられているんですよ。ぜひ本場のパッタイを食べる機会があったら、その味付けに注目してみてくださいね。

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