カフェにおける 主要プラントべースミルク3種
コロナ禍などを背景に、健康志向が高まり人気上昇中のプラントベースミルク!
ここでは特に人気が高い定番3種の気になる味わいや栄養面を中心に紹介。
オーツミルク
クセのない自然な甘みで幅広い用途に
主原料:オーツ麦(えん麦)
■ 味・風味・テクスチャ―:麦の自然な甘み、香ばしさとコク、とろみ
■価格:¥300~/ℓ(目安)
■栄養的特徴:食物繊維多め・低カロリー・低糖質
■注目成分:βグルカン(水溶性食物繊維)など
- 自然な甘みでクセがなく、クリーミーな口当たり。牛乳同様にきめの細かい泡を作ることが可能。温かい飲み物に加えても分離しにくい特性がある。コーヒーとの相性もよいため、代替ミルクとして使用するカフェが急増中。
- βグルカンと呼ばれる水溶性繊維が豊富で、整腸作用やコレステロール値の上昇を抑える効果が期待できる。胃腸への負担が少なく、消化もおだやか。低脂質。
- オーツ麦由来の栄養素のほか、製品によっては、栄養素(カルシウムなど)が追加され、強化されているものもある。
- 穀物の一種なので、大豆やナッツ類アレルギーにも対応可能。
- 最近ではバリスタ仕様の製品も開発され、各コーヒーチェーンでの取り扱いもスタート。人気急上昇中。
▶ 注意点:天然の糖質を多く含むため、摂り過ぎるとカロリー過多になる可能性がある。

アーモンドミルク
香ばしい香りとすっきりした味わいが魅力
■主原料:アーモンド
■味・風味・テクスチャ―:アーモンドの香り、サラリとしている
■価格:¥300~/ℓ(目安)
■栄養的特徴:低糖質、低脂質、低カロリー
■注目成分:ビタミンE、食物繊維、オレイン酸など
- 甘みは少なく、低脂質なのでサラリとした食感で、ほのかに杏仁豆腐のような香りを感じるローストアーモンドを使用した香ばしい風味の製品もある。アーモンドの香りとコーヒーは相性がよく、牛乳をアーモンドミルクにカスタマイズした「アーモンドラテ」はすっきりとしながらもコクがある。
- 低カロリー、低糖質(甘味料不使用の場合)、コレステロール0のため、ダイエットにも向く。
- 抗酸化作用があるビタミンEが豊富に含まれており、アンチエイジング効果が期待できる。オレイン酸は血糖値の上昇抑制効果やコレステロール値を低下させる働きがあるとされる。食物繊維は整腸作用、肥満や生活習慣病の予防・改善が期待できる。
▶ 注意点:ビタミンEの過剰摂取は骨粗しょう症のリスクが高まる可能性がある。原料のアーモンドは食物アレルギーの原因になることがあるので摂取の際には注意が必要。製品によってはカルシウムを添加しているものもある。

豆乳
栄養たっぷり!根強い人気の定番ミルク
■主原料:大豆
■ 味・風味・テクスチャ―:濃厚な豆の香りと甘み、クリーミー
■価格:¥150~400/ℓ(目安)
■栄養的特徴: 高タンパク質、低糖質
■ 注目成分:タンパク質、大豆イソフラボン、サポニン、オリゴ糖、リノール酸など
- 豆乳には大きく分けて無調整豆乳(大豆と水のみ)、調整豆乳(砂糖、油脂、香料などを加えたもの)がある。
- プラントベースミルクの中ではタンパク質含有量が高い。脂質は高めだが、多価不飽和脂肪酸(体内で生成できない必須脂肪酸のリノール酸、リノレン酸)が主体。
- 大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをすることで知られ、経年による女性ホルモン低下を補い、骨粗しょう症予防やアンチエイジング効果が期待できる。サポニンは体に有害な過酸化脂質(酸化された脂肪)の生成を抑制する抗酸化作用がある。オリゴ糖は腸内環境を整える善玉菌の栄養源となり、免疫力アップや便通をよくする。
▶ 注意点:豆乳など未発酵の大豆製品は、消化に負担がかかることと、摂り過ぎると性ホルモンのバランスを崩す一因になることも。摂取量には注意が必要。また熱いコーヒーに豆乳(無調整)を加えると、コーヒーの酸味と豆乳のタンパク質が熱で反応してダマができることがある。

参考資料:プラントベースミルクメニューBOOK
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