テロワールとはどんな意味?使い方は?ワインざんまいがわかりやすく解説!

ワイン好きなら一度は耳にしたことがあるであろう「テロワール」という言葉。定義があいまいで、一体どんな意味を持つのか分からないという人も多いはず。

この記事ではワインざんまいが「テロワール」の意味や、その使い方について解説していきます。

テロワールとはどんなもの?

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テロワールとは、簡単に言えば「土地の個性」を意味する言葉。ブドウ畑を取り巻く地形や気候、土壌などの自然環境が、ワインの味に影響を与えるという考え方で、フランス語で「土地」を意味する「terre」から派生した単語です。

例えばフランス・ブルゴーニュ地方はブドウ畑が細分化され、隣り合ったブドウ畑であっても全く品質の異なるワインが生まれることで知られています。このように、同じ地域、気候、地形でありながらも畑やワインの質に違いが出る、「その土地には固有の個性がある」という考え方を「テロワール」という言葉で言い表すようになったのです。

ワインだけじゃない「テロワール」とその使い方は?

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元々ワインにまつわる用語として使われていましたが、現在はもう少し定義が広がり、野菜やフルーツ、肉、海産物、チーズなど、各地の食材の個性を語る際にも、「テロワール」という言葉が使われるようになりました。

「テロワール」という言葉は、たとえば、「ワインのテロワールを楽しむ」「テロワールを感じる」、または「テロワールを表現した料理」といったような使い方ができます。

テロワールとは「その土地が持つ個性」を意味する言葉!

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なんとなく定義があいまいで難しい言葉のように思われる「テロワール」ですが、「その土地が持つ個性」と覚えておけば問題はないでしょう。その食材が生まれた土地の特徴も理解していれば、ワインや料理がもっと楽しめますよ。

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