若狭(わかさ)焼きとはどんなもの?和道一筋がわかりやすく解説!

皆さんは若狭(わかさ)焼きという料理を食べたことがありますか?名前は知っているけど食べたことはないという方も多いのではないでしょうか。関東では興津焼きとも呼ばれる、美味しい魚料理なんですよ。

ここでは和道一筋が、あまり知らない「若狭焼き」とはなにかを解説していきます。

そもそも「若狭焼き」とは?

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若狭焼きとは、アマダイや小ダイなどの魚の内臓を取り出して、ひと塩をして焼いた料理のこと。鱗をつけたまま焼くのが特徴です。若狭焼きはアマダイが特に有名ですが、アユを使うこともありますよ。

また若狭焼きには、 焼き上がりにかける 「若狭地(わかさじ)」が欠かせません。
若狭地とは、酒をベースに少量の醤油を合わせた調味料のことです。酒1.2ℓ、出汁200㎖、梅干し3粒、生姜の皮20g、昆布30gを土鍋でことこと煮出し、1割ほど煮詰まったら血合い抜きのカツオ節を20g加えます。そこに醤油を数滴入れ、塩分が足りない場合は塩を加えれば、若狭地の完成です。

「若狭ぐじ」とは?

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アマダイは「若狭ぐじ」とも呼ばれているのをご存知でしょうか。そもそも若狭とは、福井県の若狭地方のこと。そこで捕れるアマダイなので「若狭ぐじ」と言います。
しかし、若狭で捕れたすべてのアマダイを若狭ぐじと呼べるわけではありません。若狭湾で捕れたもののうち、重さや鮮度など複数の基準を満たしたものにだけ、「若狭ぐじ」という名前がつけられるのです。

また、若狭地方は古くから食材の宝庫として知られていましたが、中でも若狭ぐじは最高級の食材とされていたんですよ。

若狭焼きとはアマダイなどを焼いたもののこと!

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若狭焼きとは、アマダイや小ダイなどにひと塩して焼いた料理です。焼き上がりには、「若狭地」という酒や醤油を使った調味料をかけますよ。
皆さんもぜひ、若狭焼きを食べてみてくださいね。

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※「よくわかる日本料理用語辞典」に掲載した内容を再編集しています。