竜田揚げとは?唐揚げとの違いは?和道一筋がわかりやすく解説

「唐揚げと竜田揚げに違いはあるのか?」…きっと誰もが一度は感じたことがある疑問だと思います。

ここでは和道一筋が唐揚げと竜田揚げの違い、そして名前の由来を解説していきます。これを読めば長年の疑問が解決できますよ。

竜田揚げの名前の由来は?

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竜田揚げの名前の由来は、奈良県を流れる竜田川から来ていると言われています。揚げた時の肉の赤い色が竜田川を流れる紅葉に似ていたため、このような名前が付けられたという説です。

しかし、どこで生まれたのか、いつ生まれたかなど詳しいことは分かっていません。昔はクジラ肉の竜田揚げなども食べられていましたが臭みが強く、現在は主に鶏肉やサバが竜田揚げの材料として選ばれています。

竜田揚げと唐揚げの違いは?

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竜田揚げと唐揚げの違いは、一般的に下味の有無にあると言われています。竜田揚げが衣をつける前に醤油などで下味をつけるのに対し、唐揚げはシンプルに衣をつけて揚げるだけ。また唐揚げでは衣に小麦粉をつけますが、竜田揚げの衣には片栗粉がよく選ばれる傾向にあります。

とは言っても、最近では唐揚げに下味をつけるたり、唐揚げの衣に片栗粉を混ぜたりと、両者の違いはだんだんと曖昧になってきています。

竜田揚げと唐揚げに明確な違いはない!

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名称が分かれているものの、竜田揚げと唐揚げにはこれといった明確な違いはありません。しかし一般的に衣をしっとりと仕上げたいなら小麦粉、カリッと仕上げたいなら片栗粉を使うのが良いとされています。そのため片栗粉で揚げることが多い竜田揚げのほうが、よりカリカリとした食感のものが多いのです。

いろいろな竜田揚げや唐揚げを食べてぜひその違いを感じてみてくださいね!

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