南蛮漬けとはどんなもの?名前の由来は?和道一筋がわかりやすく解説

酢漬け料理の定番である南蛮漬け。あまりに自然に私たちの生活に馴染んでいるので意識したことのない人も多いと思いますが、そもそもなぜ南蛮漬けと呼ばれているかご存知でしょうか。

ここでは和道一筋が南蛮漬けの名前の由来やその特徴を解説していきます。

南蛮漬けとは?

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南蛮漬けとは、魚や肉を油で揚げた後、ねぎなどの香味野菜や唐辛子と共に甘酢に漬けた料理のこと。フランス料理に食材を酢漬けにする「マリネ」という調理方法がありますが、南蛮漬けはその一種とも言える料理です。

主に豆アジやワカサギ、鶏肉がよく使われ、じっくり味を染み込ませるなら1~2時間は漬け込むのが良いとされています。長く漬ければ骨まで食べられるほど柔らかくなります。

南蛮漬けの名前の由来は?

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「南蛮」とは室町時代から江戸時代にかけて付けられていたスペインやポルトガルの呼称。これらの地域ではかねてより「エスカベッシュ」という揚げた魚の酢漬けが食されていました。これが日本に伝わった際に「南蛮漬け」と呼ばれるようになったのです。

チキン南蛮との関係は?

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居酒屋の定番メニューであるチキン南蛮。南蛮漬けを鶏肉バージョンにアレンジしたもので、宮崎県が発祥と言われています。

実はもともと鶏肉の唐揚げを甘酢で漬けたものを「チキン南蛮」と呼んでいたのですが、次第に現在のようなタルタルソースをかけた料理が「チキン南蛮」として定着していきました。お店によってはタルタルソースのかかっていない「チキン南蛮」が見られますが、そういった背景があるのでどちらも間違いではありません。

南蛮漬けとは「揚げた魚や肉の酢漬け」のこと!

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南蛮漬けの「南蛮」とは、かつてこの料理を日本に伝えた南蛮人(スペイン人やポルトガル人など)から取ったもの。揚げた魚や肉を甘酢で食べる料理で、さっぱりと食べられるのが魅力です。これからの季節、夏にもぴったりのメニューなのでぜひ試してみてくださいね。

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