イタリアン×担々麺はおいしい“国際交流”!『すする 担担麺 水道橋店』の「汁なしカルボナーラ担担麺」

本格担々麺といえば、魅力は花椒のシビレ!しかし、中にはこのシビレが辛い…という人もいますよね。そこで、シビレが苦手な人でもおいしく楽しめるのが「カルボナーラ担担麺」。花椒を使わずにチーズと卵を使って、イタリアンな雰囲気に仕上げるもの。担々麺なのにパスタのように食べやすくなるんです!

今回は担々麺マニアのタンタン パンダが『すする 担担麺 水道橋店』さんをご紹介。

『すする 担担麺 水道橋店』は「辛くてしびれる担担麺」がウリの担々麺専門店

JR水道橋駅の高架下を改装したお店

水道橋の高架下を改装したモダンな担々麺店。学生やサラリーマンの多い土地なので、ガッツリ行きたいというお客も多いとか。すするさんの本店はつけ麺専門店ではありますが、ここでは本格的な「辛くて痺れる担担麺」をメインにしているお店。

「担担麺」はお客の好みにより5辛まで変更可能。花椒もたっぷりと入れることもできます!

人気の「担担麺」は、芝麻醤と白ごま、ブレンドした醤油、ガーリックパウダーに、豚や鶏、野菜などで作り上げた特製スープを混ぜた濃厚なスープ。店のウリであるラー油は自家製で、花椒をホールで入れるというシビレの効いたもの。それとは別に花椒をトッピングで入れるので、辛さは1辛から5辛まで調整できるものの、辛くてシビレがある本格担々麺ファンにとっては夢のようなメニューです。

そんな気合に入った担々麺を出す、すするさんはなぜカルボナーラ風の担々麺を作り出したでしょうか?

「汁なしカルボナーラ担担麺」は新たなる担々麺ファンを掴む一品!

これが「汁なしカルボナーラ担担麺」!見た目はもはやパスタ。

すするさんでは「汁なし担担麺」も好評で、こちらは汁なしの分、よりダイレクトに花椒のシビレを味わえるもの。ある時、すするの社長さんが「チーズと担々麺は合う」ということを発見し、まかないから期間限定メニューに。

花椒の代わりに黒胡椒を入れているので、かなりマイルドに!

その時に考案されたのが「汁なしカルボナーラ担担麺」。基本的に製法は、汁なし担々麺と同じなのですが、ミックスチーズに温泉卵、花椒の代わりに黒胡椒を入れることで担々麺のウリであるシビレを軽減。そして、ごまの濃厚な香りにチーズのトロ~リとした旨味がミックスすると、まろやかな旨味があふれる一品に変わるんです。花椒を使っていないのに、担々麺のごまとラー油のうまみが味わえる…「イタリアン」と交流させることで、新たなる領域へと進化!

辛味のあるシビレがたっぷりの担々麺とまろかやな担々麺…どちらでもイケる!

本格担々麺においてシビレは絶対に無視はできないのですが、あえて「シビレ」を減らすと意外にもごまの味わいとマッチ!新たな担々麺の楽しみ方に。

最近は担々麺店でもチーズをトッピングで選べる店も増えてきましたが、ここでは思いっきりチーズを活かした担々麺をウリにしているのが特徴。担々麺が好きな人も、ちょっと担々麺のシビレは合わないなぁ…と思っている人もぜひトライしてみて!

すする 担担麺 水道橋店

住所 東京都千代田区神田三崎町1-4-26
営業時間 11:00~22:45
定休日 無休
  ※記載のデータは取材時のものです。