エダムチーズとはどんなもの?おすすめの食べ方は?ぎゅうぎゅうミルクがわかりやすく解説 !

皆さんはエダムというチーズをご存知ですか? カマンベールやマスカルポーネ、チェダーチーズなどの有名なものと比べると、 どんなチーズか知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事ではぎゅうぎゅうミルクが、 気になるエダムチーズについてわかりやすく解説していきます。
 

そもそもエダムチーズとは?

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エダムチーズはオランダが発祥のハードタイプのチーズで、外見は赤いワックスに包まれていることから、日本では「赤玉」 チーズなどとも呼ばれています。 りんごのような印象的な見た目をしているんですね。ちなみに、輸出用のエダムチーズには赤いワックスが施されますが、 オランダ本国では、エダム本来の黄色いワックスがかけられているんだとか。

エダムチーズはマイルドなコクがあり、 バターのような濃厚な風味と、 後味にかすかな酸味が感じられるのが特徴。クセが少ないので、色々な料理と合わせることができますよ。

エダムチーズはどうやって作られるの?

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エダムチーズを作る際の大きな特徴は ダニの力で発酵を進めること。 このダニは人を刺すような種類ではなく、もちろん害はないので安心してくださいね。エダムを模倣して作られたというミモレットチーズも、チーズダニを使って発酵させているんですよ。

エダムチーズのベースは脱脂乳。乳酸菌などを足して凝固したものから、ホエイを除去して作られます。ダニを使って熟成されるので、ダニが生きやすい温度環境を常にキープすることで熟成が進み、美味しいチーズに仕上がっていくんです。

ちなみに、最大熟成期間はなんと2年間。熟成するとカチカチに固まってそのままでは食べられませんが、すりおろしてサラダやスープなどにまぶすと風味づけの役割を果たしてくれますよ。 

エダムチーズのおすすめの食べ方

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早期熟成のエダムチーズはもっちりしていて、マイルドでクセがない味わいなので、おつまみとしてそのまま食べても美味しくいただけます。 サンドイッチの具材にしても相性抜群です。

先ほど説明したように、熟成が進んで硬くなったものは粉チーズにして料理に振りかければ、マイルドでナッツのような風味を楽しむことができます。 本場オランダではお菓子の材料に使われていたり、朝食にチョコレートと卵と一緒に食べるそうですよ。 

エダムチーズとは、赤く塗られたワックスが特徴的なハードチーズのこと!

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エダムチーズとは、一般的なハードチーズに比べるとさっぱりとした味わいで、バターのような濃厚さと、後味のかすかな酸味を楽しめる、チーズ初心者の方でも食べやすいチーズです。 熟成期間によってそのまま食べたり、粉チーズとして食べたりと色々な楽しみ方があるので、ぜひどちらも楽しんでみてはいかがでしょうか。 

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