担々麺の新たなる“領域展開”！『担々麺 辣椒漢 神田本店』の「麻辣担々麺」

昨今の担々麺は、汁なしタイプはもちろん、さまざまなタイプが登場します。しかし、担々麺というジャンルは「ごまとラー油の味」という先入観があるもの。

そんな担々麺の概念を覆す「麻辣担々麺」を四川担々麺のパイオニア的存在の『辣椒漢』さんが開発。ありきたりの担々麺にうんざりしている人…世界観が変わるはず！今回は担々麺マニアのタンタン パンダが『担々麺 辣椒漢 神田本店』さんをご紹介。

辣椒漢は本格四川担々麺のパイオニア的存在

神田錦町にある、2007年創業の『辣椒漢』さんは「正宗担々麺（汁なし担々麺）」が主軸のお店。店主の岡田さんはさまざまな店を通して担々麺を研究して、看板メニューである「正宗担々麺」を作り上げました。これは「本場四川の正当な汁なし担々麺」という意味ですが、日本人の口に合いやすい「華北花椒」を使用した、シビレる辛さがウリの一品。

他にも「四川漢源花椒・朝天椒」を使用した上級者向けの「プレミアム正宗担々麺」など、担々麺マニアが喜びそうなメニューも。しかし、『辣椒漢』さんの魅力は、それだけでないのです！

この担々麺というジャンルをとことん掘り下げるのが岡田さんの作る担々麺メニュー。その中でも、彼が考案した「麻辣担々麺」は今までとは何かが違う担々麺の新しい世界が見えるのです！

担々麺の新たなる領域！「麻辣担々麺」とは？

「麻辣担々麺」は修行時代にまかないで食べてハマった味で、岡田さんが当時学んだ「担々麺ダブル大辛」を改良した「激辛担々麺」をさらに発展させたもの。実はこちらのメニューには、花椒粉を使用しておらず、どちらかというと「タイ風創作中華麺」といったところ。

しかし、思い切って花椒粉をかけてみると…なんともいえない香りと辛さが入り混じり、「正宗担々麺」の香り豊かなシビレとは違う、インパクトのある風味が出るようになったのです。太麺との相性も抜群！（通販のみ細麺を使用）

そして、この担々麺の革新的なところは、トムヤムクンで使用するようなタイ産「青プリッキーヌ」を使用しているという点。なんと、1杯につき7・8本も刻んで入れるというから驚き！この香りに富んだ辛味が、華北の花椒粉と親和性がよく、食欲をそそるのです。そして、芝麻醤を絶妙に調整すると、辛味とシビレのバランスがよくなり、旨味が溢れてくるというもの。

「担々麺」であり、「担々麺」ではない、「エスニック風味」も感じるけど、「エスニック風味」だけではない…どちらも良いどこ取りだからこそ美味しくなるというのが「麻辣担々麺」の魅力です！ちなみに、レモンとパクチーを入れるとトムヤムクンのようになるそう。

担々麺の新たなる領域…「麻辣担々麺」をぜひ味わってみて！

担々麺というジャンルは、単純にラー油とごまという定番の「担々麺」だけで終わらない！常に新しい担々麺の世界を模索する『辣椒漢』さんの珠玉の逸品である麻辣担々麺」をぜひ味わってみてくださいね！