え?担々麺専門店に“クジラ”が!?赤坂『赤い鯨 赤坂店』の「四川担々麺」

担々麺の味の決め手になるのはラー油。実はラー油とクジラは切って切れない関係だったのです。といっても、ここでいうクジラはあの「鯨」ではありません!実は中国ではラー油は「クジラ(九治辣)」と呼ばれ、9つの効能があると信じられてきたのです。

8種類のラー油を使い、白湯と陳麻醤で合わせた絶品の担々麺を出すお店が赤坂にある『赤い鯨 赤坂店』さん。今回は担々麺マニアのタンタンパンダが『赤い鯨』さんの「四川担々麺」を解説。

『赤い鯨 赤坂店』はどんなお店?

店内にはラー油に使われる8種類の素材と9つの効能を説明する看板があります

看板の赤い鯨のイラストが目を引く担々麺専門店の『赤い鯨 赤坂店』さん。このお店で提供しているのは、濃厚なごまと白湯スープ、8種類の素材を駆使したラー油を全面に打ち出した「四川担々麺」。

赤坂駅からすぐという立地の良さもあり、昼のピークを過ぎても近隣のサラリーマンで満席になることもあるなど高い支持を得ています。

「四川担々麺」はこれぞ担々麺!という味わい

8種類の素材で精製したラー油と白湯を使うことで、クリーミーで濃厚な味わいに!

「四川担々麺」は8種類の素材を使用したラー油と濃厚なスープが特徴の看板商品。粘度の高いスープは鶏と豚、香味野菜を4時間炊いた白湯スープとごまでクリーミーに仕上げています。

店名の由来となったラー油は八角、桂皮、唐辛子3種、粒山椒、陳皮、ごまなどさまざまな材料を用いて複雑で香り高く仕上げています。芝麻醤は目的の異なる3種類の油を使い、ごまのコクと香りを引き出すことを意識。

芝麻醤と合わさったスープは粘度が高めで麺との絡みがよく、ドーンと「担々麺!」といった一杯に仕上がっています。

ガッツリと行きたい!そんな時は「ぱいこー四川担々麺」

見た目はボリューミーですが、柑橘系の爽やかな香りがするのがポイント

こちらはサクサクした食感が楽しめる「ぱいこー(排骨)」をのせた人気メニュー。「ぱいこー」は、約70gの豚ロースを注文を受けてから揚げて提供。

衣に陳皮を混ぜているのが独自の工夫で、ジューシーな肉と柑橘の爽やかな香りが堪能できるのが特徴です。「ぱいこー」はトッピングでも一番人気!

鯨はいないけど、クジラ(九治辣)の効果は満載の担々麺!

ラー油は八角、桂皮、鷹の爪や朝天唐辛子など3種類の唐辛子、粒山椒、陳皮、ゴマなど8種類の素材を用いた自家製のもの。店内看板で9つの期待できる効能を説明していて、お店のウリでもあります。

鯨という店名はとてもユニークですが、ユニークな名前だけではなく、担々麺はきちんと正統派!クジラ(九治辣)の効果も期待できるので、ぜひ一度味わってみてくださいね。

四川料理 赤い鯨 赤坂店

住所 東京都港区赤坂5-4-11 Porte bonheur 1F
営業時間 11:00~23:00
定休日 無休
  ※記載のデータは取材時のものです。