グラニテとはどんなもの?ソルベとの違いは?ふれんちハンターがわかりやすく解説

フレンチのコースの中で見かけるグラニテ。お口直しの目的で出される氷菓ですが、ソルベとの違いを説明できますか?

ここではふれんちハンターがグラニテの特徴と、ソルベとの違いを解説していきます。これを読めばフランス料理の知識が深まりますよ。

グラニテとは?

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そもそもグラニテとはフランス料理のコースでお口直しとして出されるシャーベット状の氷菓子のこと。シャリシャリ、ざらざらした食感が特徴で、さっぱりとした風味のものが多いです。

シェフによって味はさまざまで、柑橘系やリキュール類、野菜などを使ったグラニテが多く見られます。

ソルベとの違いは?

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ソルベもグラニテと同様にフレンチのコースにおいてお口直しやデザートとしての役割がありますが、この2つには明確な違いが存在します。

グラニテに比べてデザートとしてのイメージが強いソルベ。実はこちらのほうが糖度が高く、食感もなめらか。グラニテのほうがかき氷のようなシャリシャリとした氷らしい食感がするのが一般的。

グラニテはもともとイタリアのスイーツだった?!

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フレンチのコースでも登場し、すっかりフランス料理の一つとなっているグラニテですが、実は原型となった料理はイタリアにあります。

イタリア版のかき氷とも称されるシチリア発祥の氷菓「グラニータ」。グラニテのようなシャリっとした食感が特徴ですが、こちらはお口直しとしてではなく、ブリオッシュと合わせて食べるのが一般的です。本場シチリアではブリオッシュにグラニータを浸したものを朝食として食べることもあり、全く異なった楽しみ方をしています。

そしてやはりお口直しで食べられているグラニテのほうがさっぱりと糖度も低めになっています。

グラニテ=シャリシャリとした氷菓子!

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グラニテとはフランス料理のコースでお口直しとして出される氷菓のこと!ソルベやシャーベットと比べても氷の粒感が感じられるシャリシャリ食感で、さっぱりとした甘さが特徴です。果汁に砂糖を加えて凍らせるだけの簡単レシピなので、ぜひ自宅で試してみてくださいね。

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